パンデミックが暴く自由と連帯の危機 --
ティモシー・スナイダー /著, 池田年穂 /訳   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2021.1 -- 19cm -- 139,14p

資料詳細

タイトル アメリカの病
副書名 パンデミックが暴く自由と連帯の危機
著者名等 ティモシー・スナイダー /著, 池田年穂 /訳  
出版 慶應義塾大学出版会 2021.1
大きさ等 19cm 139,14p
分類 498.0253
件名 医療-アメリカ合衆国
注記 原タイトル:Our Malady
著者紹介 【ティモシー・スナイダー】1969年オハイオ州生まれ。イェール大学歴史学部教授。ウィーン高等研究所(IHS)パーマネントフェロウ。オクスフォード大学でPh.D.を取得。専攻は中東欧史、ホロコースト史、近代ナショナリズム研究。著書として『自由なき世界ーフェイクデモクラシーと新たなファシズム』(慶應義塾大学出版会)等。ハンナ・アーレント賞をはじめ多彩な受賞歴を誇る。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 世界一の超大国アメリカで、コロナウイルスの犠牲者が最も多いのはなぜか。パンデミックが暴く、アメリカを蝕む真の「病」とは何か。医療ミスにより、生死の淵を彷徨うなかで、コロナ禍に遭遇した著者による病床からの緊急レポート。
要旨 本書は、肝疾患による敗血症のために生死の淵を彷徨う体験を経た著者が、パンデミック(コロナ禍)の感染者数、死者数とも世界一となっているアメリカの医療システムや公衆衛生の脆弱さ、人権問題、民主主義の衰退を衝く、病床からの緊急レポートである。著者はかろうじて生還するが、そこで体験したアメリカの医療システムの患者軽視や電子化の弊害、体を動かすこともままならないなかで感じた怒りや共感を病床日記に記す。そして、「自由」の真の意味での復活と個人の健康とのかかわり、孤独と連帯の相補についての考察を深め、オーストリアでの長男誕生とアメリカでの長女誕生の経験から両国の医療システムや子育てについての比較を記し、トランプを頂点とするアメリカの権威主義体制や医療の世界にも及んでいる経済寡占について具体的で鋭い批判を展開する。トランプが退場したいま、アメリカの医療体制はどこまで変わるのか。オバマケアの復活はなるのか。アメリカを蝕む真の「病」を明らかにする。
目次 プロローグ 孤独と連帯;序論 私たちの病;第1章 医療は人間としての権利だ;第2章 再生は子どもたちとともに始まる;第3章 真実が私たちを自由にする;第4章 医師たちが現場を仕切るべきだ;結論 私たちの回復;エピローグ 怒りと共感
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2715-8   4-7664-2715-7
書誌番号 1113847173
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113847173

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 498.0 一般書 利用可 - 2068882977 iLisvirtual
公開 Map 498 一般書 利用可 - 2070402656 iLisvirtual