金子龍司 /著   -- 吉川弘文館 -- 2021.2 -- 22cm -- 287,4p

資料詳細

タイトル 昭和戦時期の娯楽と検閲
著者名等 金子龍司 /著  
出版 吉川弘文館 2021.2
大きさ等 22cm 287,4p
分類 361.5
件名 大衆文化-日本-歴史-昭和前期 , 検閲-日本-歴史-昭和前期 , 日中戦争(1937~1945) , 太平洋戦争(1941~1945)
注記 索引あり
著者紹介 1984年 東京都生まれ。2006年 学習院大学法学部政治学科卒業。2009年 九州大学大学院比較社会文化学府修士課程修了。2018年 学習院大学大学院政治学研究科博士後期課程単位修得退学。2019年 博士(政治学)(学習院大学)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:課題と方法. 検閲官の思想と行動. 「民意」による検閲. 日中戦争期の「洋楽排撃論」の台頭と処遇. 太平洋戦争期の流行歌・「ジャズ」の取締り. 太平洋戦争末期の娯楽政策. 敗戦直後の娯楽政策. 占領下映画観客の観覧傾向の変化. 昭和戦時期の娯楽統制の特徴と問題点
内容紹介 1945年の敗戦まで、大衆娯楽の向上を掛け声に行われていた映画、音楽、芝居などへの検閲。これまでの当局vs.業界という二項対立的な図式を脱すべく、新たに消費者の動きに注目し、戦時娯楽政策の実相を解き明かす。
要旨 一九四五年の敗戦まで、大衆娯楽の向上を掛け声に行われていた映画、音楽、芝居などへの検閲。これまでの当局vs.業界という二項対立的な図式を脱すべく、新たに消費者の動きに注目。流行歌やジャズ、大衆喜劇などの取締りに、投書という手段で消費者が与えた影響とは。これまでの通説に見直しを迫り、戦時娯楽政策の実相を解き明かした注目の書。
目次 第1部 娯楽統制をめぐる「民意」と検閲の実際(検閲官の思想と行動―警視庁保安部保安課興行係の場合;「民意」による検閲―『あゝそれなのに』から見る流行歌統制の実態;日中戦争期の「洋楽排撃論」の台頭と処遇;太平洋戦争期の流行歌・「ジャズ」の取締り―音楽統制の限界);第2部 統制方針の転換と観客の動向(太平洋戦争末期の娯楽政策―興行取締りの緩和を中心に;敗戦直後の娯楽政策―東久迩宮内閣期を中心に;占領下映画観客の観覧傾向の変化―映画統制の成功?);昭和戦時期の娯楽統制の特徴と問題点
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-03901-7   4-642-03901-5
書誌番号 1113849108

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