心象の大地へ --
岡村民夫 /著   -- 七月社 -- 2020.12 -- 19cm -- 511p

資料詳細

タイトル 宮沢賢治論
副書名 心象の大地へ
著者名等 岡村民夫 /著  
出版 七月社 2020.12
大きさ等 19cm 511p
分類 910.268
個人件名 宮沢 賢治
著者紹介 1961年、横浜に生まれる。立教大学大学院文学研究科単位取得満期退学。法政大学国際文化学部教授。表象文化論、場所論。著書に『旅するニーチェ リゾートの哲学』(白水社、2004年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「水仙月の四日」考. 「かしはばやしの夜」考. 「鹿踊りのはじまり」考. 踊る文字「蠕虫舞手」について. 賢治的食物. 大いなる反復者. 宮沢賢治における「動物への生成変化」. 映画の子、宮沢賢治. 宮沢賢治と活動写真. 島耕二は宮沢賢治からなにを受け取ったか. 宮沢賢治と『遠野物語』. 詩人黄瀛の光栄. 詩人黄瀛の再評価. 「風の又三郎」論. 宮沢賢治の〈郊外の夢〉. 転位する広場. 昭和二年、光の花園. 宮沢賢治と庭園. 『岩手医事』と宮沢賢治. 大地の設計者 宮沢賢治. イーハトーブ地理学
内容紹介 「虹や月明かり」からもらった膨大な「心象スケッチ」は、繋がり、重なり、変容し、不整合なまま、やがて「心象の大地」として積み上がる。テクストにはらまれる矛盾や齟齬をこそ賢治文学のリアルと捉え、その正体を求め続けた、著者25年の集大成。
要旨 「虹や月明かり」からもらった膨大な「心象スケッチ」は、繋がり、重なり、変容し、不整合なまま、やがて“心象の大地”として積み上がる。テクストにはらまれる矛盾や齟齬をこそ賢治文学のリアルと捉え、その正体を求めてイーハトーブを踏査し続けた、著者二十五年の集大成。
目次 1 初期作品考―心象の時間(「水仙月の四日」考―斜行する交換系;「かしはばやしの夜」考―喧嘩から心象スケッチャーたちの祝祭へ;「鹿踊りのはじまり」考―終わりのはじまりについて;踊る文字「蠕虫舞手」について);2 距たりと生成(賢治的食物;大いなる反復者;宮沢賢治における「動物への生成変化」);3 宮沢賢治と…(映画の子、宮沢賢治;宮沢賢治と活動写真;宮沢賢治と『遠野物語』(講演);詩人黄瀛の光栄―書簡性と多言語性;詩人黄瀛の再評価―日本語文学のために);4 少年小説考―メタ心象スケッチと未来の大地(「風の又三郎」論―心象を問う少年小説;宮沢賢治の“郊外の夢”―「ポラーノの広場」論(一);転位する広場―「ポラーノの広場」論(二));5 イーハトーブのフィールドワーク(昭和二年、光の花園;宮沢賢治と庭園;『岩手医事』と宮沢賢治;大地の設計者 宮沢賢治―温泉を中心に(講演);イーハトーブ地理学)
ISBN(13)、ISBN 978-4-909544-13-1   4-909544-13-5
書誌番号 1113849975
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113849975

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