グローバリズムと租税国家の危機 --
中村雅秀 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2021.2 -- 22cm -- 323p

資料詳細

タイトル タックス・ヘイヴンの経済学
副書名 グローバリズムと租税国家の危機
著者名等 中村雅秀 /著  
出版 京都大学学術出版会 2021.2
大きさ等 22cm 323p
分類 345.1
件名 租税回避
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 立命館大学名誉教授、京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学、博士(経済学)。阪南大学、立命館大学、金沢星陵大学教授を歴任、一橋大学、British Columbia Universityで兼任教授を務めた。専門は国際経済学。主な著作に、『多国籍企業と国際税制』(東洋経済新報社、1995年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 IT化によって多国籍企業の経済活動は見えにくくなり、タックス・ヘイヴンによる世界の税収ロスはOECDの試算で2400億ドルを突破した。「パナマ文書」事件は、新しい時代の仕組みが喫緊の課題であることを示している。複雑混迷を極める国際経済の陥穽に切り込んだ一書。
目次 タックス・ヘイヴンの起源と定義;直接投資の「幻影化」とオフショア事業体;アメリカ多国籍企業のタックス・ヘイヴン利用;アップル・アイルランドの租税回避とU.S.法;ウルトラM&A、HNWI、オフショア・バンキング脱税;サービス貿易とタックス・ヘイヴン;「デジタル・エコノミー」とヨーロッパDSM戦略;知財化、R&Dとパテント・ボックス税制;「シャドー・エコノミー」、タックス・ギャップとBEPS;租税国家の「退場」から「逆襲」へ?:合衆国の場合;国際租税摩擦と「国家の逆襲」:ヨーロッパの場合;BEPS(税源浸食・利益移転)の経済学と税制の国際的調整
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0302-0   4-8140-0302-1
書誌番号 1113850474
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113850474

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