愛が愛を生んだ軌跡 --
渡邊弘 /著   -- 潮出版社 -- 2021.2 -- 20cm -- 243p

資料詳細

タイトル 宮城まり子とねむの木学園
副書名 愛が愛を生んだ軌跡
著者名等 渡邊弘 /著  
出版 潮出版社 2021.2
大きさ等 20cm 243p
分類 378.3
件名 ねむの木学園
個人件名 宮城 まり子
注記 文献あり
著者紹介 1955年栃木県生まれ。慶應義塾大学卒。同大学大学院社会学研究科教育学専攻修士課程修了。82年同大学大学院社会学研究科教育学専攻博士課程中退。(博士)教育学。2017年作新学院大学学長・作新学院大学女子短期大学部学長。20年学校法人ねむの木学園理事。著書に『「ちゅうくらい」という生き方』など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 宮城まり子と子どもたちは、教育は“子どもの幸福のためにある”ことを気付かせてくれる。宮城まり子と20年来の交流があり、教育学の専門家である著者だからこそ描けた、宮城まり子とねむの木学園の本格評伝。
要旨 戦後の日本で歌手、女優として活躍した宮城まり子は、なぜ「ねむの木学園」という家庭をもたず、身体機能に、知恵に障害をもつ子どもたちのための施設と学校をつくったのか―。「肢体不自由児養護施設」という名称も法律も何もない時代、彼女は、多くの人たちから受けた知恵と勇気に支えられながら、国を動かし、「ねむの木学園」を創設した。宮城は、「ダメな子なんか一人もいない」といい、教育とは「生きていくお手伝い」という。素朴ともいえるこうした言葉は、彼女のこれまでの“戦仕度の日々”から生まれた厳しくもやさしさに満ちた、子どもたちの幸せを心から願う愛の言葉だった。「ねむの木学園」は、単に特別支援教育という領域だけに止まらず「教育とは何か」という問いに、大きな示唆を与えてくれる。人生のすべてを子どもたちに捧げた宮城まり子―初の本格評伝。
目次 第1部 宮城まり子とねむの木学園のあゆみ(宮城まり子の生い立ち;学園創設を決意させたこと;日本初の「肢体不自由児養護施設」の誕生;世界へのアピール―映画制作とテレソン;学校法人ねむの木学園ねむの木養護学校の併設;さまざまな教育実践;肢体不自由児養護施設から肢体不自由児療養護施設へ;「ねむの木村」の誕生);第2部 宮城まり子の子ども観・教育観(子どもの観方;「お手伝い」としての教育;「教師」とは何か;開かれた学校・ねむの木学園)
ISBN(13)、ISBN 978-4-267-02271-5   4-267-02271-2
書誌番号 1113854867

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 378.3 一般書 利用可 - 2070492825 iLisvirtual
鶴見 公開 Map 378 一般書 利用可 - 2070352160 iLisvirtual