東洋哲学序説 -- 未来哲学双書 --
西平直 /著   -- 未来哲学研究所 -- 2021.2 -- 19cm -- 214p

資料詳細

タイトル 井筒俊彦と二重の見
副書名 東洋哲学序説
シリーズ名 未来哲学双書
著者名等 西平直 /著  
出版 未来哲学研究所 2021.2
大きさ等 19cm 214p
分類 120.4
件名 東洋思想
個人件名 井筒 俊彦
著者紹介 1957年生まれ。専攻、教育人間学、宗教心理学、死生学、哲学。現在、京都大学教育学研究科教授。著書『エリクソンの人間学』(1993)、『魂のライフサイクル-ユング・ウィルバー・シュタイナー』(1997)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 古今東西の言語と思想に通じた一代の碩学・井筒俊彦。その豊饒な思索の一側面を内側からトレースする。分節と無分節との同時現成。二重の見。事事無礎。そして、禅モデルと密教モデルの問題。意識構造モデルの問題もある。深層意識におけるイマージュ。コトバの本源的なはたらき。あるいは、意味分節理論もある。井筒は思想研究の方法論を強く意識していた。イスラーム思想の意味論分析に遡る仕方で、その強靱な思索の根幹を見定める。『意識と本質』以降の自在な語りを支えていた礎石。対話でもなく、比較でもない、複数の思想を自分の内で溶かしてしまう「インターペネトレーションのところ」。井筒哲学の深淵を静かに拓こうとする。
目次 井筒哲学を読む;1 「二重の見」の原風景(「二重の見」とは何か―禅師の三段階モデル;「分節と無分節との同時現成」とは何か―認識、存在、そして、言葉;道元「水、水を見る」―『正法眼蔵』と「二重の見」;「二重の見」―東洋哲学の基本構造);2 深層のコトバ―意識構造モデル・意味分節理論・意味論分析(「二重の見」と「構造モデル」―深層意識におけるイマージュ;コトバの本源的な働き―禅モデルと密教モデル;意味分節理論―「気づく」ということ;意味論分析―『意識と本質』に先立つ英文著作の方法)
ISBN(13)、ISBN 978-4-910154-14-5   4-910154-14-0
書誌番号 1113856094
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113856094

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