上野修 /編, 杉山直樹 /編, 村松正隆 /編, ピエール=フランソワ・モロー /〔ほか執筆〕   -- 岩波書店 -- 2021.2 -- 22cm -- 298,29p

資料詳細

タイトル スピノザと十九世紀フランス
著者名等 上野修 /編, 杉山直樹 /編, 村松正隆 /編, ピエール=フランソワ・モロー /〔ほか執筆〕  
出版 岩波書店 2021.2
大きさ等 22cm 298,29p
分類 135.2
件名 フランス哲学-歴史-19世紀
個人件名 スピノザ,バルーフ・ド
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 【上野修】1951年生。大阪大学名誉教授。西洋近世哲学、現代フランス哲学。著書に『デカルト、ホッブズ、スピノザ-哲学する十七世紀』(講談社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:十九世紀フランスにおけるスピノザ主義をめぐって ピエール=フランソワ・モロー著 上野修訳. 「ドイツ哲学史」導入におけるスピノザ像と汎神論の広がり 伊東道生著. 「汎神論論争」の中のスピノザ 村松正隆著. テーヌのスピノザ主義 杉山直樹著. フランス社会主義におけるスピノザの不在 上野修著. 忘れられたスピノザ主義者、ジュール・プラト ベルナール・ポートラ著 米虫正巳訳. フローベールとスピノザ 山崎敦著. ルキエにおけるスピノザの影 村瀬鋼著. 十九世紀末フランス哲学周辺のささやかなスピノザの影 米虫正巳著. 第二次スピノザ・ルネッサンスの胎動 中村大介著. ヴィクトル・デルボスによるスピノザ解釈の特異性 近藤和敬著. 社会問題を軸にみるシモーヌ・ヴェイユにおけるスピノザ 佐藤紀子著
内容紹介 革命の混乱から秩序回復へと至る過程において、解読し得ない「暗号」のように影響を与え続けたスピノザの思想。その光と影のもとに19世紀フランス哲学を読み解き、魅力的な相貌を描き出す。
要旨 革命の混乱から秩序回復へと向かう途上、幾多の変転に翻弄された社会において、常に解かれざる問いとしてあったスピノザ。様々な局面で見せる異なる相貌から、十九世紀フランス哲学を描き出す。観念論の十八世紀と現代思想の二十世紀をつなぐミッシングリンクを解明する、画期的共同研究。
目次 概観 十九世紀フランスにおけるスピノザ主義をめぐって―汎神論、スピリチュアリスム、実証主義;第1部 十九世紀前半(「ドイツ哲学史」導入におけるスピノザ像と汎神論の広がり;「汎神論論争」の中のスピノザ;テーヌのスピノザ主義;フランス社会主義におけるスピノザの不在);第2部 十九世紀後半から二十世紀へ(忘れられたスピノザ主義者、ジュール・プラト(一八二三‐一八九五);フローベールとスピノザ―『ブヴァールとペキュシェ』をめぐって;ルキエにおけるスピノザの影―ルヌヴィエを媒介に;十九世紀末フランス哲学周辺のささやかなスピノザの影;第二次スピノザ・ルネッサンスの胎動―ジュール・ラニョーの哲学における必然性と無私性;ヴィクトル・デルボスによるスピノザ解釈の特異性―一八九〇年代の文脈の比較において;社会問題を軸にみるシモーヌ・ヴェイユにおけるスピノザ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-001088-7   4-00-001088-3
書誌番号 1113857017
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113857017

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