呪術・終末・慰霊・象徴 --
朴炳道 /著   -- 吉川弘文館 -- 2021.3 -- 22cm -- 325,5p

資料詳細

タイトル 近世日本の災害と宗教
副書名 呪術・終末・慰霊・象徴
著者名等 朴炳道 /著  
出版 吉川弘文館 2021.3
大きさ等 22cm 325,5p
分類 210.5
件名 災害-日本-歴史-江戸時代 , 宗教-日本-歴史-江戸時代
注記 索引あり
著者紹介 1981年 韓国に生まれる。2019年 東京大学大学院人文社会系研究科宗教学宗教史学専門分野博士課程修了(文学博士)。現在 日本学術振興会外国人特別研究員(東北大学文学研究科)。主要著書『現代韓国語訳・校注『逆賊呂還等推案』-僧侶・地官・巫が企てた反乱に関する訊問記録』(共訳註、韓国:民俗苑、2010年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「災害と宗教」研究序説. 「災害見聞記」からみる呪術と終末. 近世火災における死・埋葬・慰霊. 近世飢饉における死・埋葬・慰霊. 近世災害死者をめぐる認識と実践. 近世疫病における災害の象徴化. 幕末災害の象徴化と「災害錦絵」. まとめと展望
要旨 近世社会を生きた人々は、地震・飢饉・大火や疫病といった災害に対し、どのように対処してきたのか。呪術・終末・慰霊・象徴をキーワードに、「災害見聞記」や「災害供養塔」、「鯰絵」「はしか絵」「コレラ絵」などを資料とし、災害における人々の認識と実践を追究する。宗教学の視点から、生存の危機や対処の過程を「災害文化」として体系的に捉え直す。
目次 序章 「災害と宗教」研究序説;第1章 「災害見聞記」からみる呪術と終末―寛文二年の近江・若狭地震と『かなめいし』;第2章 近世火災における死・埋葬・慰霊―明暦三年の大火と回向院の開創;第3章 近世飢饉における死・埋葬・慰霊―享保十七~十八年の大飢饉と飢饉死者;第4章 近世災害死者をめぐる認識と実践―「無縁」の近世的意味;第5章 近世疫病における災害の象徴化―文久二年の麻疹大流行と「はしか絵」の登場;第6章 幕末災害の象徴化と「災害錦絵」―「疱瘡絵」「鯰絵」「はしか絵」「コレラ絵」の相互比較を通して;終章 まとめと展望―「災害と宗教」研究の可能性
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-04336-6   4-642-04336-5
書誌番号 1113857286
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113857286

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