アメリカの対外情報プログラムとアジア --
土屋由香 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2021.2 -- 22cm -- 341p

資料詳細

タイトル 文化冷戦と科学技術
副書名 アメリカの対外情報プログラムとアジア
著者名等 土屋由香 /著  
出版 京都大学学術出版会 2021.2
大きさ等 22cm 341p
分類 409.53
件名 科学技術政策-アメリカ合衆国-歴史-1945~ , アメリカ合衆国-外国関係-アジア-歴史-1945~
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 京都大学大学院人間・環境学研究科教授。メリーランド大学歴史学研究科修士課程,ミネソタ大学アメリカ研究科博士課程修了。広島大学総合科学部助手,愛媛大学法文学部准教授,同教授を経て,2017年より現職。博士(アメリカ研究)。専門・関心は,20世紀アメリカ史,冷戦期のアメリカ広報文化外交・科学技術外交。主要著書:『親米日本の構築-アメリカの対日情報・教育政策と日本占領』(明石書店,2009年)。主要共編著書:『文化冷戦の時代-アメリカとアジア』(国際書院,2009年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. 文化冷戦と原子科学者たち. 「フォーリン・アトムズ・フォー・ピース」と研究用原子炉の輸出. 原子力の留学生たち. 太平洋の核実験をめぐる逆説の対外情報プログラム. 「アトムズ・フォー・ピース」から「サイエンス・フォー・ピース」ヘ. 「ホープ計画」に見る医療援助政策. 新たな対外情報プログラムとしての宇宙開発
要旨 私たちが心ときめかせ、あるいは切望した科学技術。原爆から「平和の火」に変えられた原子力、そして原子力に暗雲がかかると、憧れの対象は月着陸のドラマとなり、あるいは先進の医療となった。第三世界の人々の夢も、そうした憧れに駆動された。しかしそれらの夢は、実は冷戦の時代、東西陣営による「世界の心を勝ち取る戦い」として科学が利用された結果と言ってよい。雑誌の表紙を飾る宇宙飛行士とその妻の表情や服装さえも「心を勝ち取る」ために演出された、文化冷戦の実態に鋭く迫る。
目次 第1部 文化冷戦と該・原子力(文化冷戦と原子科学者たち―「文化自由会議」と『原子科学者会報』;「フォーリン・アトムズ・フォー・ピース」と研究用原子炉の輸出;原子力の留学生たち―アルゴンヌ国際原子力科学技術学校;太平洋の核実験をめぐる逆説の対外情報プログラム);第2部 新たな対外情報プログラムの展開(「アトムズ・フォー・ピース」から「サイエンス・フォー・ピース」へ;「ホープ計画」に見る医療援助政策;新たな対外情報プログラムとしての宇宙開発)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0324-2   4-8140-0324-2
書誌番号 1113857796
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113857796

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