神が孵化するとき --
澤井繁男 /著   -- 新曜社 -- 2021.3 -- 20cm -- 286p

資料詳細

タイトル カンパネッラの企て
副書名 神が孵化するとき
著者名等 澤井繁男 /著  
出版 新曜社 2021.3
大きさ等 20cm 286p
分類 132.5
個人件名 カンパネラ,トンマーゾ
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1954年札幌市生まれ。東京外国語大学伊語科を経て、京都大学大学院文学研究科伊語伊文学科博士課程修了。東京外国語大学論文博士(学術、1999年)、元関西大学文学部教授。イタリア ルネサンス文学・文化論専攻。著書に『自然魔術師たちの饗宴――ルネサンス・人文主義・宗教改革の諸相』(春秋社、2018)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 『太陽の都市』で知られるカンパネッラは、自然をありのままに見つめる「自然魔術師」の一人で、ガリレオとも交流したが、彼の科学的思考に同意できず、アニミズムの自然観を維持した。ルネサンスの時代を奔放に生きた特異な思想家の今日的意味に迫る。
要旨 カンパネッラとはだれか。科学革命の前夜・自然魔術期、ガリレイとも親交があったカンパネッラの、時代の転換期に生きた波乱に充ちた人生の学的記録。自然のなかに命(霊魂)を求めた「有機的世界観」を我が身に引き受けたがゆえの、異端的危うさが漂うカトリック僧の悲劇。
目次 第1章 カンパネッラ入門;第2章 “蜂起”の真相―預言と逮捕;第3章 人間と世界の全体性を重んじて―『太陽の都市』;第4章 「神慮」へのこだわり―『ガリレオの弁明』;第5章 汎感覚論者;第6章 人倫と“生命”の謳歌―『哲学詩集』;第7章 出獄から死まで;付論 研究小史―『哲学詩集』を中心に
ISBN(13)、ISBN 978-4-7885-1704-2   4-7885-1704-3
書誌番号 1113857996
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113857996

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