ポスト体験時代の歴史実践 --
蘭信三 /編, 小倉康嗣 /編, 今野日出晴 /編   -- みずき書林 -- 2021.2 -- 21cm -- 503p

資料詳細

タイトル なぜ戦争体験を継承するのか
副書名 ポスト体験時代の歴史実践
著者名等 蘭信三 /編, 小倉康嗣 /編, 今野日出晴 /編  
出版 みずき書林 2021.2
大きさ等 21cm 503p
分類 319.8
件名 戦争 , 平和 , 博物館
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【蘭信三】上智大学総合グローバル学部教授。1954年生まれ。京都大学大学院文学研究科(社会学専修)博士課程中退。専門は歴史社会学、国際社会学。主著に『「満州移民」の歴史社会学』(行路社、1994年)、『日本帝国をめぐる人口移動の国際社会学』(編著、不二出版、2008年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:課題としての〈ポスト戦争体験の時代〉 蘭信三著. 継承とはなにか 小倉康嗣著. 開いた傷口に向き合う 田中雅一著. 戦友会の質的変容と世代交代 遠藤美幸著. 創作特攻文学の想像力 井上義和著. 戦争体験の聞き取りにおけるトラウマ記憶の扱い 森茂起著. 戦争を〈体験〉するということ 人見佐知子著. 平和博物館は何を目指してきたか 福島在行著. 英霊を祀る 山本晶子著. 体験的継承から対話的継承へ 深谷直弘著. 原爆の災禍から何を学ぶのか 根本雅也著. 核の記憶とともに 市田真理著. 地域からみる、観光が拡げる 清水亮著. ともに働くという継承 仲田晃子著. 「平和と民主主義」のもとに 兼清順子著. 〈国民〉の〈労苦〉 中村江里著. 体験者でもわからないものとして空襲を捉え直す 木村豊著. 「慰安婦」被害者と出会い、正義を求め行動する拠点 木下直子著. 過去と対話する下伊那の歴史実践 山本めゆ著. 平和博物館研究をより深く学ぶために 福島在行著. 「戦争体験」、トラウマ、そして、平和博物館の「亡霊」 今野日出晴著
内容紹介 戦後75年以上が経過し、「あの戦争」を体験した世代がいなくなりつつある。近い将来やってくる「体験者のいない世界」で、歴史記憶の継承はどのようにして可能なのか。最新の研究と平和博物館の取り組みから、未来のための根源的な問いに迫る。
要旨 当事者なき世界の、忘却と想起のはざまで―戦後75年以上が経過し、“あの戦争”を体験した世代がいなくなりつつある。近い将来やってくる“体験者のいない世界”で、歴史記憶の継承はどのようにして可能なのか。そもそも私たちは、なぜそれを継承しなければならないのか。最新の研究と平和博物館の取り組みから、未来のための根源的な問いにせまる。
目次 課題としての“ポスト戦争体験の時代”;第1部 体験の非共有性はいかに乗り越えられるか(継承とはなにか―広島市立基町高校「原爆の絵」の取り組みから;開いた傷口に向き合う―アウシュヴィッツと犠牲者ナショナリズム;戦友会の質的変容と世代交代―戦場体験の継承をめぐる葛藤と可能性;創作特攻文学の想像力―特攻体験者はどう描かれてきたか ほか);第2部 平和博物館の挑戦―展示・継承・ワークショップのグローバル化(総論 平和博物館は何を目指してきたか―「私たち」の現在地を探るための一作業;英霊を祀る―遊就館(靖国神社);体験的継承から対話的継承へ―長崎原爆資料館;原爆の災禍から何を学ぶのか―広島平和記念資料館 ほか);「戦争体験」、トラウマ、そして、平和博物館の「亡霊」
ISBN(13)、ISBN 978-4-909710-14-7   4-909710-14-0
書誌番号 1113858921
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113858921

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