撮影所時代のジャンルと作品 --
河野真理江 /著   -- 森話社 -- 2021.2 -- 22cm -- 283p

資料詳細

タイトル 日本の〈メロドラマ〉映画
副書名 撮影所時代のジャンルと作品
著者名等 河野真理江 /著  
出版 森話社 2021.2
大きさ等 22cm 283p
分類 778.21
件名 映画-日本-歴史
注記 索引あり
著者紹介 1986年東京生まれ。映画研究。立教大学現代心理学研究科映像身体学専攻博士課程修了。博士号(映像身体学)取得。現在、立教大学兼任講師、青山学院大学、静岡文化芸術大学非常勤講師。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 戦前・戦後、人気だった日本映画のジャンル〈メロドラマ〉は、どう成立し、どこへ行ったのか。「愛染かつら」「君の名は」など、スタジオ・システムで量産された作品を分析し、現代のフィルム・スタディーズの概念を参照しながら、特殊性を浮かび上がらせる。
要旨 ローカル・ジャンルとしての“メロドラマ”。戦前・戦後を通じて国民的人気のあった日本映画のジャンル“メロドラマ”は、どのように成立し、どこへ行ってしまったのか。『愛染かつら』『君の名は』をはじめ、スタジオ・システムのなかで量産されていた作品を分析し、現代のフィルム・スタディーズにおける概念を参照しながら、日本的“メロドラマ”の歴史的・文化的特殊性を浮かび上がらせる。
目次 序論 日本映画における“メロドラマ”の発掘;第1章 プロトタイプ・メロドラマ―批評用語から映画ジャンルへ;第2章 『新道』(一九三六)―転覆的な女性映画;第3章 すれ違い映画―戦後大衆文化のファンタジー;第4章 映画『君の名は』三部作(一九五三‐一九五四)―欲望と道徳のマゾヒスティック・メロドラマ;第5章 文芸メロドラマ―「よろめき」ブームと“メロドラマ”の新しい波;第6章 『猟銃』(一九六一)―権力と背信の洗練されたファミリー・メロドラマ;第7章 リバイバル・メロドラマ―“メロドラマ”の復活と斜陽;第8章 『続・愛染かつら』(一九六二)―自己言及的でグロテスクなバックステージ・メロドラマ;結論 “メロドラマ”映画の身体
ISBN(13)、ISBN 978-4-86405-157-6   4-86405-157-7
書誌番号 1113859332
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113859332

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 778.2 一般書 利用可 - 2070342939 iLisvirtual