シルクロードにたどる戦後の日中関係 -- 中公選書 --
榎本泰子 /著   -- 中央公論新社 -- 2021.3 -- 20cm -- 324p

資料詳細

タイトル 「敦煌」と日本人
副書名 シルクロードにたどる戦後の日中関係
シリーズ名 中公選書
著者名等 榎本泰子 /著  
出版 中央公論新社 2021.3
大きさ等 20cm 324p
分類 319.1022
件名 日本-外国関係-中国-歴史-1945~ , 敦煌 , シルク・ロード
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1968年東京生まれ。東京大学文学部国文学科卒業、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。同志社大学助教授を経て、現在中央大学文学部教授。著書に『楽人の都・上海――近代中国における西洋音楽の受容』(サントリー学芸賞・日本比較文学会賞)、『上海オーケストラ物語――西洋人音楽家たちの夢』(島田謹二賞)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「敦煌」は戦前・戦後を通じて、日本人の「中国への憧れ」を象徴する言葉であった。日本人が大陸に寄せたロマンとは何か。熱狂はなぜ生まれ、なぜ消えたのか…。日中関係のこれからを考えるために、今改めて検証する。
要旨 「敦煌」は戦前より日本人の西域へのあこがれを象徴する言葉だった。戦後閉ざされた中国への扉が開いた時、空前のシルクロードブームがわき起こる。一九八〇年代、NHK特集が高視聴率を記録し、平山郁夫の展覧会に人びとが詰めかけ、井上靖の歴史小説『敦煌』は世紀の大作として映画化された。日本人が大陸に寄せたロマンとは何か。あの熱狂はなぜ生まれ、なぜ消えたのか―。日中関係のこれからを考えるために、今改めて検証する。
目次 第1章 井上靖と「敦煌」(戦前の西域ブーム;歴史学と文学の出会い;戦後日中文化交流のなかで);第2章 日中国交正常化とNHK「シルクロード」(日本の国際化とブームの始まり;閉ざされた扉が開く時;「シルクロード」の舞台裏);第3章 改革開放と映画『敦煌』(日中映画界と徳間康快;映画『敦煌』の製作;現地ロケの困難;作品の評価と歴史的意義);第4章 平山郁夫の敦煌(『仏教伝来』という天啓;歴史の色;シルクロードへの旅;初めての中国;日本外交と敦煌);第5章 大国化する中国とシルクロード(ブームから個別の体験へ;中国の変貌;シルクロードを見る目)
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-110117-4   4-12-110117-0
書誌番号 1113859695
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113859695

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