草原の文化大革命 -- 筑摩選書 --
楊海英 /著   -- 筑摩書房 -- 2021.3 -- 19cm -- 408p

資料詳細

タイトル 紅衛兵とモンゴル人大虐殺
副書名 草原の文化大革命
シリーズ名 筑摩選書
著者名等 楊海英 /著  
出版 筑摩書房 2021.3
大きさ等 19cm 408p
分類 222.077
件名 中国文化大革命 , ジェノサイド-中国-内蒙古-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1946年南モンゴル・オルドス高原生まれ。静岡大学人文社会科学部教授。北京第二外国語学院大学日本語学科卒業。専攻は文化人類学。博士(文学)。著書『モンゴル人の中国革命』(ちくま新書)など多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 文化大革命で中国政府は内モンゴルのモンゴル人34万6000人を逮捕し、2万7900人を殺害した。それを実行した紅衛兵の実態を一次資料により暴き、虐殺の真相に迫る。
要旨 文化大革命で、中国政府は内モンゴルのモンゴル人三四万六〇〇〇人を逮捕し、二万七九〇〇人を殺害した。実際には三〇万人が犠牲になったとの調査もある。このモンゴル人虐殺に、毛沢東の中国政府は、学生たちを中心とする紅衛兵を使った。彼らをジェノサイドに駆り立てたものは、いったいなんだったのか。ほとんど公開されていない『紅衛兵新聞』などの貴重な一次資料をもとに、内モンゴル出身の著者が大虐殺の真相を解明し、世界から無視されてきた文化大革命の負の側面に光を当てる。
目次 本書の目的と構成;文革研究の現状が示す世界の中国認識;1 学生造反派の民族観と思想(内モンゴル草原の造反派と保守派;造反派新聞が描く初期文化大革命;「フフホト市第三司令部」の誕生;煽動されたジェノサイド;内モンゴル人民革命党員の粛清 ほか);2 労働者と知識人、農民の造反(立ち上がる労働者;知識人の『魯迅』と『新文化』;暴力の総結集;モンゴル語の中国的変容;加害行為が物語るジェノサイドの規模);「夷を以て夷を制す」現代中国
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-01726-0   4-480-01726-7
書誌番号 1113861881
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113861881

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