台湾拓殖から見る日本の植民地経営 --
湊照宏 /著, 齊藤直 /著, 谷ケ城秀吉 /著   -- 岩波書店 -- 2021.3 -- 22cm -- 269p

資料詳細

タイトル 国策会社の経営史
副書名 台湾拓殖から見る日本の植民地経営
著者名等 湊照宏 /著, 齊藤直 /著, 谷ケ城秀吉 /著  
出版 岩波書店 2021.3
大きさ等 22cm 269p
分類 335.49
件名 台湾拓殖
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【湊照宏】1974年広島県生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。現在、立教大学経済学部教授。台湾経済史・産業史。著書に『近代台湾の電力産業-植民地工業化と資本市場』(御茶の水書房、2011年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:分析対象としての台湾拓殖 湊照宏著 齊藤直著 谷ケ城秀吉著. 国策会社の概念規定と分析視角 齊藤直著. 設立経緯と政府 谷ケ城秀吉著. 事業展開と金融構造の概観 湊照宏著. 株式による資金調達と株式市場 齊藤直著. 社債発行と金融機関・政府 齊藤直著. 国策性事業の展開. 1 いかに低収益であったのか 湊照宏著. 国策性事業の展開. 2 「国益」と「私益」をどのように両立させようとしたのか 谷ケ城秀吉著. 政府出資と補助金 谷ケ城秀吉著. 内部資本市場としての国策会社 湊照宏著. 台湾拓殖から見る日本の植民地経営 湊照宏著 齊藤直著 谷ケ城秀吉著
内容紹介 従来の国策会社の研究では、軍部や政府等の利害の角逐に重きがおかれ、株式会社という組織形態がもつ意味については等閑視されてきた。典型的な国策会社「台湾拓殖」の経済・経営史的分析を通し、国策会社の本質と日本の植民地経営の特質を描き出す。
要旨 従来の国策会社の研究では、国策の形成・遂行過程における軍部や政府等の利害の角逐に重きがおかれ、株式会社という組織形態がもつ意味については等閑視されてきた。本書は、典型的な国策会社「台湾拓殖」の設立や資金調達、経営実態等にかんする経済・経営史的分析を通し、国策会社の本質と日本の植民地経営の特質を描き出す。
目次 序章 分析対象としての台湾拓殖;第1章 国策会社の概念規定と分析視角―国策会社の本質は何か;第2章 設立経緯と政府―何が期待され、どのように制度設計がなされたか;第3章 事業展開と金融構造の概観―どこから資金を調達し、何に使ったのか;第4章 株式による資金調達と株式市場―国策会社の資金調達は容易であったのか;第5章 社債発行と金融機関・政府―金融機関・政府は協力的であったのか;第6章 国策性事業の展開(1)―いかに低収益であったのか;第7章 国策性事業の展開(2)―「国益」と「私益」をどのように両立させようとしたのか;第8章 政府出資と補助金―低収益はどのように補われたのか;第9章 内部資本市場としての国策会社―どのような機能を果たしたのか;終章 台湾拓殖から見る日本の植民地経営
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-022976-0   4-00-022976-1
書誌番号 1113862781

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