現代芸術の語り方 --
北野圭介 /著   -- 人文書院 -- 2021.3 -- 19cm -- 284p

資料詳細

タイトル ポスト・アートセオリーズ
副書名 現代芸術の語り方
著者名等 北野圭介 /著  
出版 人文書院 2021.3
大きさ等 19cm 284p
分類 702.07
件名 ポストモダニズム
注記 欧文タイトル:Post‐Art Theories
注記 索引あり
注記 標題紙の著作の種類(誤植):編
著者紹介 1963年生。ニューヨーク大学大学院映画研究科博士課程中途退学。現在、立命館大学映像学部教授。映画・映像理論、メディア論。著書に『ハリウッド100年史講義』(平凡社新書)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 1980年代、アーサー・ダントーは「芸術の終焉」を唱えた。しかし、その後、現代アートはグローバル資本主義の拡大に同伴するかのように爆発的な隆盛を見せる。一方、芸術に向き合ってきた人文学はポストモダニズムの席巻の後、社会主義の崩壊、メディア技術の発展やアート自体の拡散も相俟って、理論的なものが後退してゆく。果たしていまや、この事態に斬り込む言葉はあるのか。本書では、「理論」を牽引するジャーナル『オクトーバー』『クリティカル・インクワイアリー』の変遷を軸に、現代思想とアートの複雑な絡み合いを読み解く。米国を越えて加速する世界規模の知のサーキュレーションを背景に、かつての理論的地平の乗り越えを試みる。
目次 1 理論(「芸術の終焉」以降のアートの語り方;ポストモダニズムとはどのようなものであったのか;ポストセオリーという視座);2 批評(分断された肉体―寺山修司;ポストモダニズムを射抜く―ミックスド・メディア・シアター;紅のバラ―ピナ・バウシュ「窓拭き人」;イメージのマテリアリティ―アラン・セクーラ;イメージの制御、その行方―「渚・瞼・カーテン チェルフィッチュの“映像演劇”」;呼び覚まされる声―三輪眞弘+前田真二郎「モノローグ・オペラ『新しい時代』」;黒いコードの群れ―クリスチャン・ボルタンスキー「Lifetime」);3 討議 冷戦終結以降におけるアートと思想のサーキュレーション―ミハイル・ヤンポリスキーを手がかりに(+乗松亨平、番場俊)
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-10044-8   4-409-10044-0
書誌番号 1113863366

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