比較憲法の独立時代 --
松平徳仁 /著   -- 羽鳥書店 -- 2021.2 -- 22cm -- 318,6p

資料詳細

タイトル 東アジア立憲民主主義とそのパラドックス
副書名 比較憲法の独立時代
著者名等 松平徳仁 /著  
出版 羽鳥書店 2021.2
大きさ等 22cm 318,6p
分類 323.01
件名 憲法
注記 索引あり
著者紹介 神奈川大学法学部教授。憲法学、比較憲法学専攻。1969年、台湾・台北市生まれ。1998年、東京大学法学部卒業。ワシントン大学ロースクール修了(法学修士)、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。共著に『憲法の尊厳』(日本評論社、2017)、翻訳にサンフォード・レヴィンソン「立憲民主主義国にとってストレスの多い時期」法時1150号(2020)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:儒者の困惑. 立憲主義による植民地主義. 「仁義なき戦い」の憲法学. 憲法というゴールデン・ドリーム. ワイマール憲法学で中国を読む. 押しつけ憲法による人民自決?. 立憲主義の濫用を防ぐ「憲法工学」. 原子力緊急事態で考える国家理性と避難. 自粛と日本型共同体主義. 民主憲政のはざまで. 「集団的自衛権」をめぐる憲法政治と国際政治. 戦力・軍事裁判・立憲主義. 国家理性、憲法感情と司法審査. 権力者の自己言及. 国家像をめぐる法廷闘争
要旨 セカイ系立憲主義から東アジアの憲法状況を展望する。ジャック・ランシエール、エドワード・ヤン、「セカイ系」アニメから比較憲法と表象文化の接点を見いだす、境界領域を超えるしぶとく力強い憲法論。
目次 「儒者の困惑」―問題・主義・イメージ;第1部 文化的パラドックス―立憲主義、ナショナルかつコロニアルな(立憲主義による植民地主義―その償還責任;「仁義なき戦い」の憲法学―東アジアにおける「権威主義対立憲主義」の深層;憲法というゴールデン・ドリーム―「日本の衝撃」と、中華民国憲法でつなぐ中国と台湾 ほか);第2部 制度的パラドックス―「セカイ系立憲主義」の展開(立憲主義の濫用を防ぐ「憲法工学」;原子力緊急事態で考える国家理性と避難;自粛と日本型共同体主義 ほか);第3部 「セカイ系立憲主義」の動揺―アメリカの憲法政治(国家理性、憲法感情と司法審査―二〇一二年の医療保険制度改革法連邦最高裁判決;権力者の自己言及―オバマとトランプ;国家像をめぐる法廷闘争―入国禁止令違憲訴訟)
ISBN(13)、ISBN 978-4-904702-85-7   4-904702-85-9
書誌番号 1113863551
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113863551

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