やきもののグローバル・ヒストリー --
野上建紀 /著   -- 勁草書房 -- 2021.3 -- 21cm -- 282p 図版8枚

資料詳細

タイトル 陶磁考古学入門
副書名 やきもののグローバル・ヒストリー
著者名等 野上建紀 /著  
出版 勁草書房 2021.3
大きさ等 21cm 282p 図版8枚
分類 751.02
件名 陶磁器-歴史 , 遺跡・遺物
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1964年、北九州市生まれ。長崎大学多文化社会学部教授。金沢大学大学院社会環境学研究科(博士課程)修了、博士(文学)。専門は歴史(中近世)考古学、水中考古学。2014年4月より長崎大学多文化社会学部准教授、2017年4月から現職。著書に『伊万里焼の生産流通史――近世肥前磁器における考古学的研究』(中央公論美術出版、2017)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 陶磁考古学は、やきもの(陶磁器)を資料としてライフヒストリーを訪ね歩き、人々の生活・社会・交流の歴史を復元してゆく学問である。17世紀初の肥前磁器の創始、産業と輸出の本格化を経て、海を渡り世界中に普及していった陶磁器の世界史を紐解く。
要旨 はじめての陶磁器の考古学。17世紀後半、長崎から積み出された陶磁器は、アジアを越えて、アフリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカへと、海を渡り世界中に普及していった。それらはどのように作られ、運ばれ、消費され、廃棄されたのか。陶磁器の生産・流通・消費の歴史について考古学的に明らかにし、考古学的資料としての陶磁器を研究素材としながら、人類の生活、社会、文化、交流の歴史を復元していく学問について語る。扱う時代は16世紀から19世紀にかけて、近世のグローバル化以降の陶磁器の歴史から、世界史を俯瞰。やきもののライフヒストリーを訪ね歩き、人々の生活・社会・交流の歴史を復元してゆく。コラム24本・カラー口絵16頁・挿図208点を収録。
目次 第1部 陶磁考古学入門(陶磁器と考古学;陶磁器のライフヒストリー;窯と陶磁器;流通遺跡と水中考古学;沈没船と陶磁器研究;近世・近代考古学と陶磁器);第2部 肥前磁器の歴史(肥前磁器の始まり;磁器生産の本格化;海外輸出の始まりと本格化;唐船・オランダ船による貿易;ガレオン船による貿易;展海令と国内市場開拓;地方窯の成立と生産機構の変容);第3部 陶磁の道とグローバリゼーション(青(コバルト)の道;陶磁器からみるグローバル・ヒストリー)
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-20061-0   4-326-20061-8
書誌番号 1113863621

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