20世紀ドイツの経験と福祉国家 --
北村陽子 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2021.2 -- 22cm -- 290,65p

資料詳細

タイトル 戦争障害者の社会史
副書名 20世紀ドイツの経験と福祉国家
著者名等 北村陽子 /著  
出版 名古屋大学出版会 2021.2
大きさ等 22cm 290,65p
分類 369.37
件名 戦争犠牲者-ドイツ-歴史-20世紀 , 身体障害者福祉-ドイツ-歴史-20世紀 , 福祉国家
注記 文献あり 索引あり
注記 サントリー学芸賞・思想・歴史部門(2021年43回)
著者紹介 2004年 名古屋大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。名古屋工業大学基礎教育センター准教授を経て、現在、名古屋大学大学院人文学研究科准教授、博士(歴史学)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:戦争障害者の時代. 英雄か「怪物」か. 労働による自立. 「帰還者」の相互支援. 生きた戦争記念碑. 「リサイクル」される戦争障害者. 盲導犬. 戦争障害者は第一の市民である. 「受肉した」敗戦の象徴. 五つ目の車輪にはならない. 戦争記念碑と戦争墓. 戦争障害者支援からみえてくるもの
内容紹介 二度の大戦により大量の戦争障害者を生み出したドイツで、国家に奉仕した「英雄」はその後をどのように生きたのか。公的支援や医療の発達などの補助具の発展と、他方での差別や貧困、ナチへの傾倒などの多面的な実態を丁寧に描き、現代福祉の淵源を示す。
要旨 二度の大戦により、300万人におよぶ大量の戦争障害者を生み出したドイツで、国家に奉仕した「英雄」はどのようなその後を生きたのか。公的支援や医療の発達、義肢や盲導犬などの補助具の発展と、他方での差別や貧困、ナチへの傾倒などの多面的な実態を丁寧に描き、現代福祉の淵源を示す。
目次 戦争障害者の時代―社会国家のもう一つの源流;第1部 第一次世界大戦へ(英雄か「怪物」か―第一次世界大戦までの戦争障害者支援;「労働による自立」―第一次世界大戦下の戦争障害者支援);第2部 戦間期(「帰還者」の相互支援―戦争障害者の組織化と政治化;「生きた戦争記念碑」―戦争障害者へのまなざし;「リサイクル」される戦争障害者―国家援護の法制化;盲導犬―戦争障害者のための「支援器具」);第3部 第二次世界大戦から二つのドイツへ(「戦争障害者は第一の市民である」―ナチ党支配下の戦争障害者支援;「受肉した」敗戦の象徴―占領統治下における再編と変容;「五つ目の車輪にはならない」―西ドイツの戦争障害者支援;戦争記念碑と戦争墓―戦争障害者支援の一形態);戦争障害者支援からみえてくるもの
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-1017-7   4-8158-1017-6
書誌番号 1113863905

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中央 4階社会科学 369.3 一般書 貸出中 - 2070582700 iLisvirtual