ブリテン帝国の『法の精神』受容 --
上村剛 /著   -- 岩波書店 -- 2021.3 -- 22cm -- 338p

資料詳細

タイトル 権力分立論の誕生
副書名 ブリテン帝国の『法の精神』受容
著者名等 上村剛 /著  
出版 岩波書店 2021.3
大きさ等 22cm 338p
分類 323.01
件名 権力分立 , 政治思想-歴史 , 政治機構-歴史 , 法の精神
個人件名 モンテスキュー C・L.
注記 文献あり 索引あり
注記 サントリー学芸賞・思想・歴史部門(2021年43回)
著者紹介 1988年東京都生まれ。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。専門は政治思想史。現在、日本学術振興会特別研究員PD(法政大学)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 権力分立論はどのようにして姿を現したのか。モンテスキューからアメリカ合衆国憲法制定時のマディソン、ハミルトンに至る政治思想史を精緻に叙述する。権力分立論の通説的理解を大きく修正し、その成立過程に新鮮な読み直しを迫る。
要旨 立法・行政・司法の抑制均衡という常識を源流から問い直す。モンテシュキューからアメリカ合衆国憲法に至る政治思想史。通説を大きく修正する画期的研究。2021年第43回サントリー学芸賞思想・歴史部門受賞。
目次 第1部 鏡の国のモンテスキュー?―混合政体論と権力分立論の重なり(1748~1765)(第1章 『法の精神』における混合政体/権力分立と二つの裁判権;第2章 仏英における『法の精神』受容とブラックストン『イングランド法釈義』);第2部 さまよえるブリテン人―帝国の誕生と、混合政体論の動揺(1763~1773)(第3章 総督と植民地―帝国的国制の態様;第4章 ミドルセックス選挙における混合政体論と権力分立論の衝突;第5章 植民地に裁判所を作る―1773年東インド会社規制法への道);第3部 そうやって最も美しい〓が生まれる―帝国的国制のアメリカ的変容(1774~1792)(第6章 ケベック法とジョン・ディキンソン;第7章 1776年の邦憲法制定;第8章 マディソンの換骨奪胎―『フェデラリスト』のレトリックとリアリティ;第9章 ハミルトンの一点突破―『フェデラリスト』のレトリックとリアリティ);終章
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061460-3   4-00-061460-6
書誌番号 1113864357

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