加藤泰史 /編, 小倉紀蔵 /編, 小島毅 /編   -- 法政大学出版局 -- 2021.3 -- 22cm -- 538,6p

資料詳細

タイトル 東アジアの尊厳概念
著者名等 加藤泰史 /編, 小倉紀蔵 /編, 小島毅 /編  
出版 法政大学出版局 2021.3
大きさ等 22cm 538,6p
分類 114
件名 人間学 , 倫理学-アジア(東部)
著者紹介 【加藤泰史】1956年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。椙山女学園大学国際コミュニケーション学部教授、一橋大学名誉教授。哲学、倫理学。『尊厳と社会』(上下、小島毅との共編著、法政大学出版局、2020年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:バイオエシックスと生命倫理学の間 加藤泰史著. 野間宏文学における「弱者の生」から逆照射される「尊厳」 ギブソン松井佳子著. 如空の衆生を度す 前川健一著. 林羅山における自由と身分秩序 武田祐樹著. 人間の尊厳と「極東の偉大な諸宗教」 松田純著. 現代新儒家牟宗三のカント理解 小島毅著. 中国憲法史における尊厳概念 中村元哉著. 求むれば則ち之を得、舎つれば則ち之を失ふ 倪培民著 中澤武訳. 中国の伝統における人権 スティーブン・C・アングル著 齋藤元紀訳. 儒教的な人間の尊厳に向けて 王小偉著 陳健成訳. 人間の尊厳の儒教的概念 李亜明著 高畑祐人訳. 台湾の終末期医療の法制化における尊厳概念の変遷 鍾宜錚著. 暴力としての歴史認識 小倉紀蔵著. 韓国で人間尊厳性概念の開新を目指して公共哲学する 金泰昌著. 社会的生命力の源泉としての尊厳 片岡龍著. 三魂論について 金光来著
要旨 尊厳の多元化へ。伝統、仏教、儒教、人権、公共、歴史認識、生命と死、そして人間へ。「尊厳」という言葉の意味が持つ差異性と同一性に多角的な焦点を当て、相互理解への道を開く。関連文献の読書案内コラムも付す。
目次 第1部 日本関係編(バイオエシックスと生命倫理学の間―医学者の「尊厳」理解;野間宏文学における「弱者の生」から逆照射される「尊厳」;如空の衆生を度す―仏教における人間の尊厳と個の尊重 ほか);第2部 中国関係編(現代新儒家牟宗三のカント理解;中国憲法史における尊厳概念―その背後にある政治思想;求むれば則ち之を得、舎つれば則ち之を失ふ―人間の尊厳に対する儒教の立場からの考究姿勢について ほか);第3部 朝鮮(韓国)関係編(暴力としての歴史認識;韓国で人間尊厳性概念の開新を目指して公共哲学する―独話的概念創出から対話的概念開新への試み;社会的生命力の源泉としての尊厳―安重根『東洋平和論』を手がかりに ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-15116-3   4-588-15116-9
書誌番号 1113864586
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113864586

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