創造と伝播のダイナミズム --
佐藤英 /編, 大西由紀 /編, 岡本佳子 /編   -- 水声社 -- 2021.3 -- 22cm -- 379p

資料詳細

タイトル オペラ/音楽劇研究の現在
副書名 創造と伝播のダイナミズム
著者名等 佐藤英 /編, 大西由紀 /編, 岡本佳子 /編  
出版 水声社 2021.3
大きさ等 22cm 379p
分類 766.1
件名 歌劇
著者紹介 【佐藤英】1975年、秋田県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、日本大学准教授。専攻、ドイツ文化研究、放送文化史。主な著書に、『ドイツ文化事典』(共著、丸善出版、2020)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「アカデミー」による舞台芸術への取り組み 萩原里香著. 七年戦争後のベルリンで上演されたオペラ 大河内文恵著. 《ホヴァーンシチナ》が日の目を見るまで 神竹喜重子著. 白系ロシア人によるオペラ文化の伝播 森本頼子著. フランスの王立音楽アカデミー創立期におけるミュゼットの使用をめぐって 中村良著. イザドラ・ダンカンとリヒャルト・ヴァーグナー 柳下惠美著. 日本におけるオペラ黎明期の“プリマ・ドンナ”表象 大西由紀著. バイロイト音楽祭とナチス・ドイツ興亡 佐藤英著. ラインハルト・カイザーの《クロイソス》 荻野静男著. ヴァーグナー《ニーベルングの指環》における為政者像と無政府主義的思想の表現 加藤恵哉著. 完成された個性 岡本佳子著. 團伊玖磨の「宇宙」 舘亜里沙著. 回想のオペラ 新田孝行著. オペラ創作型プログラムの歴史的経緯と今日的意義 大野はな恵著
内容紹介 音楽・テキスト・舞台が一体となったオペラや、バレエ・人形劇をはじめとする音楽劇に、どのようにアプローチすればよいか。作品解釈や演出手法、地域ごとの特色など、地理的・歴史的要因を掛けあわせ総合的に考査する、オペラ/音楽劇研究の幕開け。
要旨 新たな研究領野を切り拓く14のアプローチ!音楽・テキスト・舞台が一体となったオペラや、バレエ・人形劇をはじめとする音楽劇に、どのようにアプローチすればよいか。作品解釈や演出手法のみならず、劇場の運営から上演作品の選定、政治・経済との関わりやマスメディアによる流通、地域ごとの特色から教育事業まで、地理的・歴史的要因を掛けあわせ総合的に考査する、オペラ/音楽劇研究の幕開け!
目次 第1部 オペラ/音楽劇の人的交流とレパートリー形成(「アカデミー」による舞台芸術への取り組み―オペラ誕生のもうひとつの側面;七年戦争後のベルリンで上演されたオペラ―ドレスデンとの比較から;“ホヴァーンシチナ”が日の目を見るまで―1892年のキエフにおける舞台初演;白系ロシア人によるオペラ文化の伝播―1919、21年来日の「ロシア大歌劇団」の足跡をたどって);第2部 オペラ/音楽劇と時代思潮(フランスの王位音楽アカデミー創立期におけるミュゼットの使用をめぐって;イザドラ・ダンカンとリヒャルト・ヴァーグナー―ドイツにおけるイザドラとヴァーグナー作品の公演活動を中心に;日本におけるオペラ黎明期の“プリマ・ドンナ”表象―帝国劇場の柴田環と,文藝協会『故郷』(明治四五年)のマグダを中心に;バイロイト音楽祭とナチス・ドイツ興亡―ラジオ放送をめぐる実証的検証);第3部 オペラ/音楽劇の作品研究(ラインハルト・カイザーの“クロイソス”―その時代背景、台本、音楽、舞踊、精神;ヴァーグナー“ニーベルングの指環”における為政者像と無政府主義的思想の表現;完成された個性―“木彫りの王子”における「人形」の役割;團伊玖磨の「宇宙」―オペラ“ひかりごけ”を中心に);第4部 オペラ/音楽劇の現代(「回想のオペラ」―過去に憑かれる現代オペラ演出;オペラ創作型プログラムの歴史的経緯と今日的意義―米国メトロポリタン・オペラ・ギルドの取り組みを例に)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0555-6   4-8010-0555-1
書誌番号 1113865301
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113865301

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