GHQの繊維産業復興政策 --
牧田久美 /著   -- 思文閣出版 -- 2021.2 -- 22cm -- 345,11p

資料詳細

タイトル キモノ図案からプリントデザインへ
副書名 GHQの繊維産業復興政策
著者名等 牧田久美 /著  
出版 思文閣出版 2021.2
大きさ等 22cm 345,11p
分類 586.0921
件名 繊維工業-日本-歴史-昭和後期 , 型染-日本-歴史-昭和後期 , 日本管理政策
注記 欧文タイトル:Conversion from Traditional Kimono Designs to Western Style Print Designs
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 京都市立芸術大学芸術資源研究センター客員研究員。1972年からテキスタイルデザイン牧田久美主宰。2018年 京都市立芸術大学美術研究科博士学位(美術)取得。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. 占領初期の繊維動向. GHQの綿加工貿易政策. 日本綿産業の国際市場進出と諸問題. 戦後プリントデザインの芽生え. 彷徨する伝統的美意識. 先駆的プリント服地図案家の誕生. 躍動する京都プリント. 終章
内容紹介 敗戦後、いかにして繊維産業は日本の経済復興の基幹産業になったのか。占領初期の繊維業界の特殊な産業形態のあらましやGHQの繊維産業優遇政策が果たした役割を検証し、戦後プリントデザインの黎明期を、京都の図案家を中心に国内外からの視点で考察する。
要旨 物資も国家的信用もなくした敗戦の状況のなかで、いかにして繊維産業は驚異的な発展の中、日本の戦後経済復興の基幹産業と成り得たのだろうか。本書では、占領初期の一九四五年から四七年の繊維業界の特殊な産業形態のあらましを確認したのち、一九四八年以降は世界情勢の大きな変化の中で、GHQの繊維産業優遇政策が果たした役割と著しい復興の経緯を検証する。この中で、かつてない活況を迎える戦後プリントデザインの黎明期を、京都の図案家を中心に国内外からの視点で考察する。とりわけ、激動の国際市場で隆盛に向かう繊維貿易と活況を極めていくプリントデザインとの関連を、美術史・経済史の双方から探ることにより、一国のそれまでの意匠文化がまったく方向を変える、画期的な変化の様相が明らかになる。
目次 第1部 占領政策の中で―GHQ日本占領関係資料から見る(占領初期の繊維動向―GHQのシルク政策;GHQの綿加工貿易政策;日本綿産業の国際市場進出と諸問題);第2部 国内繊維産業の復興と戦後プリントデザインの創成―染織図案家の動向を中心に(戦後プリントデザインの芽生え;彷徨する伝統的美意識―キモノ図案からプリントデザインへの模索;先駆的プリント服地図案家の誕生;躍動する京都プリント―新しいプリントデザインの創成)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7842-2005-2   4-7842-2005-4
書誌番号 1113865909
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113865909

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