16のフィールドから --
桑山敬己 /編著   -- ミネルヴァ書房 -- 2021.5 -- 19cm -- 333p

資料詳細

タイトル 人類学者は異文化をどう体験したか
副書名 16のフィールドから
著者名等 桑山敬己 /編著  
出版 ミネルヴァ書房 2021.5
大きさ等 19cm 333p
分類 389.04
件名 文化人類学 , フィールドワーク
注記 文献あり
著者紹介 1955年東京生まれ。東京外国語大学(英米語学科)卒業。同大学院(地域研究科)修士課程を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校博士課程修了。博士(人類学)。現在、関西学院大学(社会学部)教授、北海道大学名誉教授。著書に『ネイティヴの人類学と民俗学-知の世界システムと日本』(弘文堂、2008年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:人類学的異文化理解とは何か? 桑山敬己著. 他者像を完成させない 細見俊著. 「当たり前」を問い直す 安念真衣子著. フィールドに「身を置く」ことと「わかる」こと 川瀬由高著. フィールドで「信頼する」ことと「信頼される」こと 野口泰弥著. フィールドとの「つながり」、フィールドとの「断絶」 櫻間瑛著. 知らない土地とのつながりを見つける旅 水谷裕佳著. 「わたし」と「あなた」が出会う時 石田健志著. アジア人がアメリカの大学で教える時 桑山敬己著. 五感から異文化を考える インガ・ボレイコ著. 「日本」を追い求めて 孫嘉寧著. 「無」としてのマイノリティー ロスリン・アン著. 国内の異文化体験 呉松旆著. アイデンティティの複雑さ ビエル・イゼルン・ウバク著. 「無知」から「愛着」へ 川内悠平著. 身体の非対称性 井上淳生著. 人類学は役に立つか? 沢尻歩著
内容紹介 他者を鏡として自己を振り返り、日常の当たり前を根本から問い直す文化人類学の反照性は、大きな力をもってきた。文化人類学の原点に戻り、外国人や在野研究者を含む16人の人類学者たちが、各々のフィールドで身体知として掴んだ他者の姿と世界を伝える。
要旨 文化人類学の魅力は、他者の世界をフィールドワークによって深く知ることにある。他者を鏡として自己を振り返り、日常の当たり前を根本から問い直す文化人類学の反照性は、人々を惹きつけ、文明批判や社会評論としても大きな力をもってきた。こうした文化人類学の原点に戻って、外国人や在野研究者を含む一六人の多彩な人類学者たちが、各々のフィールドで身体知として掴んだ他者の姿と世界を伝える。
目次 第1部 日本人が見た異文化(他者像を完成させない―国際協力で揺らぐ自己の先に見えたもの;「当たり前」を問い直す―ネパールの農村生活を通じた「読み書き」についての一考;フィールドに「身を置く」ことと「わかる」こと―フィールドワークのこぼれ話;「わたし」と「あなた」が出会う時―ドイツでの経験を日本での教職に生かす;アジア人がアメリカの大学で教える時―30年前の新任教員に立ちはだかった壁とその教訓);第2部 外国人が見た日本(五感から異文化を考える―日本に暮らす一人のラトビア人の日常から;「日本」を追い求めて―文化を共有することとは;「無」としてのマイノリティー―不可視の内なる他者;国内の異文化体験―「彼ら」としての先住民と私;アイデンティティの複雑さ―カタルーニャ人とスペイン人であること);第3部 もう一つの日本(「無知」から「愛着」へ―北海道朝鮮初中高級学校「ウリハッキョ」でエスノグラフィーした僕;身体の非対称性―ひとりのダンス教師は異なる身体とどう向き合ってきたのか?;人類学は役に立つか?―手話通訳者になりそこねた学生のその後)
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-09162-1   4-623-09162-7
書誌番号 1113867470
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113867470

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