太平洋戦争下の中国戦線 -- 角川新書 --
広中一成 /〔著〕   -- KADOKAWA -- 2021.4 -- 18cm -- 277p

資料詳細

タイトル 後期日中戦争
副書名 太平洋戦争下の中国戦線
シリーズ名 角川新書
著者名等 広中一成 /〔著〕  
出版 KADOKAWA 2021.4
大きさ等 18cm 277p
分類 210.74
件名 日中戦争(1937~1945)-陸戦
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1978年、愛知県生まれ。2012年、愛知大学大学院中国研究科博士後期課程修了。博士(中国研究)。現在は愛知大学非常勤講師。専門は中国近現代史、日中戦争史、中国傀儡政権史。著書に『傀儡政権 日中戦争、対日協力政権史』(角川新書)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 南京事件1937年、重慶爆撃1938年。41年12月以降、日本軍はどのような作戦を展開していたのか?その成否は?空白となっていた後期日中戦争の歴史を埋める。
要旨 日本人は、日中戦争を未だ知らない。1937年の盧溝橋事件、南京事件や38年の重慶爆撃までは有名だ。しかし、41年12月の太平洋戦争開戦後、中国戦線で日本軍がどのような作戦を展開していたのかは、対米戦の陰に隠れ、意外な程に知られていない。主要作戦に従軍し続けた名古屋第三師団の軌跡から、泥沼の戦いとなった中国戦線の実像を気鋭の中国史研究者が描く。空白を埋める新たな日中戦争史!
目次 第1章 最初の敗北―第二次長沙作戦(因縁の長沙;日中両軍の作戦部隊の戦力比較;「天炉」の中へ;長沙攻略戦;長沙突入と敗走);第2章 細菌戦の戦場―浙〓作戦(大本営のプライドをかけた戦い;敵味方を苦しめた細菌戦);第3章 暴虐の戦場―江南殱滅作戦と廠窖事件(江南の敵野戦軍を撃滅せよ;「太平洋戦争期で最大の虐殺」はあったか);第4章 毒ガス戦の前線―常徳殱滅作戦(明確な戦略なき作戦;第六戦区主力との戦い;常徳城の占領);第5章 補給なき泥沼の戦い―一号作戦(大陸打通作戦)(一号作戦;湘桂作戦)
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-082366-9   4-04-082366-4
書誌番号 1113868242
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113868242

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