フロランス・ビュルガ /著, 田中裕子 /訳   -- 河出書房新社 -- 2021.4 -- 20cm -- 232p

資料詳細

タイトル そもそも植物とは何か
著者名等 フロランス・ビュルガ /著, 田中裕子 /訳  
出版 河出書房新社 2021.4
大きさ等 20cm 232p
分類 471
件名 植物学
注記 原タイトル:Qu’est‐ce qu’une plante?
注記 文献あり
著者紹介 【フロランス・ビュルガ】1962年生まれ。フランスの女性哲学者。リヨン第3大学で科学哲学の博士号取得。フランス国立農業・食糧・環境研究所の主任研究員。主な研究分野は、動物生命現象学、哲学的人類学、動物権利論。著書に『肉食の人類』(法政大学出版局)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 私たちは植物をどう見るべきか?人間や動物とはまったく違う生命として生きる植物。死なないし、個体なのか、中心はあるのかわからない。人間が擬人化して見るのを排し、植物の本当の存在を徹底的に問う斬新なエッセイ。
要旨 植物という存在を究極まで哲学してみる!わたしたちは植物をどう見るべきか?フッサールやメルロ=ポンティの現象学を始め、西洋哲学を用いて「植物の生命と存在」を考察し、ひとつずつ丁寧に解いていく―異色のフランス女性哲学者の著書。
目次 第1部 植物をどう認識すべきか(肖像画としての生命―観察・記録・命名・分類;構造からみた生命―植物生理学は何をとらえたか;文法としての生命―植物と動物の境界線はどこにあるのか;植物と動物の共通の機能―植物に「感覚」はあるのか;外見と現実「あたかも○○かのように」―意味についての問題;植物の擬人化―最近の社会現象について;植物の本質的な他者性―植物中心主義は証明できるのか);第2部 植物とはどのような存在か(植物の生命の本質―「生命」は「生存」ではない;植物は知覚世界を持っているか;植物は個体なのか―個体性と自己同一性;空間的な働き―中心性と自由;時間を生きる存在と精神的な生命―意識の問題;植物の美しさ―目的のない外見);第3部 植物の倫理的な価値と法的な権利(環境破壊の嫌悪感という教訓;環境保護の倫理と法的な考えかた;生命中心主義の盲目さと罪深さ;植物中心主義―意識の緑化;植物の苦しみ―動物の苦しみを欺く手段)
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-25422-7   4-309-25422-5
書誌番号 1113869598

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