江戸・東京のなかの小宇宙 --
ローザ・カーロリ /著, 大内紀彦 /訳, フィリッポ・ドルネッティ /訳   -- 勉誠社(制作) -- 2021.4 -- 19cm -- 239p 図版11p

資料詳細

タイトル 土地の記憶から読み解く早稲田
副書名 江戸・東京のなかの小宇宙
著者名等 ローザ・カーロリ /著, 大内紀彦 /訳, フィリッポ・ドルネッティ /訳  
出版 勉誠社(制作) 2021.4
大きさ等 19cm 239p 図版11p
分類 213.61
件名 東京都新宿区-歴史
注記 原タイトル:Tokyo segreta
注記 文献あり
著者紹介 【ローザ・カーロリ】1960年生まれ。ヴェネツィア「カ・フォスカリ」大学教授。専門は、日本近現代史、沖縄史、江戸・東京の都市史。日本語の主要論文に「この都市を歩く-江戸東京における時間・空間・モダニティ」(『新・江戸東京研究 近代を相対化する都市の未来』法政大学出版局、2019年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 大都市東京の周縁、早稲田界隈。低地と台地と、多くの坂に形どられたこの地を歩き続けた一人のイタリア人研究者がいた。自在な構想力で、古代・中世・近世に遡る土地の基層を掘り起こし、早稲田という「小宇宙」から、江戸・東京という「大宇宙」を描く。
要旨 大都市東京の周縁、早稲田界隈。低地と台地と、多くの坂に形どられたこの地を歩き続けた一人のイタリア人研究者がいた。神田川・東京専門学校・尾張藩下屋敷・穴八幡宮・胸突坂・夏目漱石・椿山荘―過去と現在、様々な学問領域を横断する自在な構想力で、古代・中世・近世に遡る土地の基層を掘り起こし、早稲田という「小宇宙(ミクロコスモ)」から、江戸・東京という「大宇宙(マクロコスモ)」を描く。膨大な文献・史料の博捜と現地踏査から土地の文化的・歴史的価値を発見する、もうひとつの江戸・東京学。
目次 第1章 井の頭から江戸の井戸まで―神田川と水都としての江戸の発展(神田川と早稲田―早稲が植えられた田;太田道潅と神田川;徳川幕府の成立と江戸の発展;「水の都」としての江戸と神田上水);第2章 江戸から大江戸へ―振袖火事と早稲田界隈の下屋敷の誕生(明暦の大火と江戸の展開;下屋敷の誕生;戸山の尾張藩下屋敷とその周辺;下戸塚の屋敷と聖なる空間;高田の馬場);第3章 椿の山―神田川の北側(熊本藩細川家の下屋敷の変遷―幕末から明治維新へ;山県有朋の邸宅―椿山荘;椿山荘の西隣り;胸付坂―駒塚橋まで続く急こう配);第4章 早稲田(大隈重信と早稲田の邸宅;東京専門学校から早稲田大学へ;早稲田界隈の発展)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22299-6   4-585-22299-5
書誌番号 1113869853

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