「共に生きる」とはどういうことか --
鯨岡峻 /編著, 大倉得史 /編著   -- ミネルヴァ書房 -- 2021.5 -- 22cm -- 360p

資料詳細

タイトル 接面を生きる人間学
副書名 「共に生きる」とはどういうことか
著者名等 鯨岡峻 /編著, 大倉得史 /編著  
出版 ミネルヴァ書房 2021.5
大きさ等 22cm 360p
分類 143
件名 発達心理学-方法論 , 人間関係
著者紹介 【鯨岡峻】現在、京都大学名誉教授 京都大学博士(文学)。主著に『原初的コミュニケーションの諸相』(ミネルヴァ書房、1997年)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「共に生きる」とはどういうことか 鯨岡峻著. 保育の場にみる発達障碍のある子どもの生きる姿 頼小紅著. 接面から考える特別支援教育のかたち 勝浦眞仁著. 保育者養成校での〈教える-教えられる〉という関係性の形成 塚田みちる著. 自閉スペクトラム症の子どもとの音楽療法における音・音楽と接面 山本知香著. 接面が立ち上がるとき 山本展明著. 「接面」と集団のダイナミズム 近藤真帆著. トランスジェンダー当事者同士の「語り合い」によって生まれた接面 町田奈緒士著. 盲ろう者とコミュニケーション 黒田生子著. 慢性の病いと共に生きる 渡部千世子著. 生と死の境界を共に生きる 近藤(有田)恵著. 接面とはどういう概念なのか 大倉得史著
要旨 人と人とが「共に生きる」とはいかなることか?従来の客観主義的研究では掬い取れなかった人間の内面や心の交流を真正面から扱う「接面」という新たなパラダイム。本書では、「保育」「障碍」「精神科デイケア」「ホスピス・緩和ケア」「音楽療法」「トランスジェンダー」などの多彩な領域における実践者・研究者が、エピソード記述やインタビューを通して「接面」を鮮やかに描き出し、「接面の人間学」が切りひらく新たな可能性を示す。―自らの生き様と重ね、自らの思いを交えて紡がれた珠玉の11篇から、いまあらためて人が周囲との関係の中で生きることの意味を問い、見つめ直す。
目次 「共に生きる」とはどういうことか;第1部 接面を共に生きる(保育の場にみる発達障碍のある子どもの生きる姿―その子は何を楽しみ、何に困っているのか;接面から考える特別支援教育のかたち―「共に生きる構え」を通して「あなた」と分かち合えたこと;保育者養成校での“教える‐教えられる”という関係性の形成―保育者になるという「前向きの心」の育ちを接面パラダイムで読み解く);第2部 接面の力動と構造(自閉スペクトラム症の子どもとの音楽療法における音・音楽と接面―自己性の育ちへのアプローチ;接面が立ち上がるとき―「森のようちえん」における私と子どもの関わりから;「接面」と集団のダイナミズム―居場所型精神科デイケアの治療);第3部 接面からもたらされるインパクト(トランスジェンダー当事者同士の「語り合い」によって生まれた接面―接面を描く意味とインタビュー調査の特異性;盲ろう者とコミュニケーション―共に「より良く生きる」ために;慢性の病いと共に生きる―あるがん患者の面接を通して;生と死の境界を共に生きる―死と向き合う場で共にあること);接面とはどういう概念なのか―家族の回想録から
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-09154-6   4-623-09154-6
書誌番号 1113871348

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 143 一般書 利用可 - 2070499552 iLisvirtual