朝倉宏景 /著   -- 双葉社 -- 2021.4 -- 19cm -- 324p

資料詳細

タイトル 日向を掬う
著者名等 朝倉宏景 /著  
出版 双葉社 2021.4
大きさ等 19cm 324p
分類 913.6
著者紹介 1984年東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。2012年『白球アフロ』で第7回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し作家デビューを果たす。2018年には、フルマラソンに情熱を傾ける視覚障害者の女性と、その伴走者となった若者の青春を描いた長編『風が吹いたり、花が散ったり』で第24回島清恋愛文学賞を受賞。その他の著書に『野球部ひとり』『つよく結べ、ポニーテール』『僕の母がルーズソックスを』『空洞電車』『あめつちのうた』などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 40歳独身の大守良行の家に、突然中学生の少女・都筑日向美が訪ねてきた。良行は15年前、かつての恋人・都筑街子に頼まれ、精子提供をした事を思い出す。交通事故でこの世を去った街子の遺言によって、良行は日向美と暮らすことになるが…。
要旨 老母と二人で暮らす、ルーズでいい加減なダメ男・大守良行。最愛の母を亡くし、ひとりぼっちになった中二の女の子・都築日向実。日向実を温かく迎え入れた、義理人情に厚い良行の老母・大守光枝。いとこの日向実を陰ながら支えようと心に誓う中三男子・関惟吹。元恋人の良行から精子提供を受け、日向実を生んだ都築街子の遺志で、新たな日常をスタートさせた四人。そんな中、自分の出生の秘密を知った日向実は、ある男を探しはじめる―。シリアスでややこしい父娘の関係をユーモア溢れる筆致で描く、心ゆさぶる長編家族小説。
ISBN(13)、ISBN 978-4-575-24398-7   4-575-24398-1
書誌番号 1113871898

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