〈私〉という偶然をめぐる哲学 --
脇坂真弥 /著   -- 青土社 -- 2021.4 -- 19cm -- 285p

資料詳細

タイトル 人間の生のありえなさ
副書名 〈私〉という偶然をめぐる哲学
著者名等 脇坂真弥 /著  
出版 青土社 2021.4
大きさ等 19cm 285p
分類 104
件名 哲学
注記 文献あり
著者紹介 1964年広島県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程宗教学専攻終了。博士(文学)。現在、大谷大学文学部教授。専門は、宗教哲学、倫理学。共著に『宗教の根源性と現代』(晃洋書房、2001年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:はじめに. 〈私〉という偶然. 〈ここにいる女〉の生. 生命操作に抗して何が言えるか. 意志の破綻と自己肯定. 彼は私の言葉を語った. 神秘の喪失. 人間の生の〈ありえなさ〉. 終わりに
要旨 私はなぜこの“私”なのか―この問いが苦しみにかわるとき、私たちの旅は始まる。田中美津の性と身体をめぐる実践、アルコール依存症者の無力の自覚、シモーヌ・ヴェイユの科学批判。一見つながりのないこの三つのテーマから、私という存在の奥底にある不思議な暗さに触れ、それに驚き、そこから新しい自分を再びつかみ直そうとする。意志の破綻から自己肯定へ。私という偶然のもたらす苦悩から“他者”との出会いへと開かれていく、この平坦ならざる道のりの導きとなる書。
目次 第1章 “私”という偶然(「この日なたはわたしのもの」;哲学が求める知 ほか);第2章 「私という真実」を生きる(“ここにいる女”の生―田中美津論;生命操作に抗して何が言えるか―サンデルの「生の被贈与性」と障害の問題);第3章 ありのままの私を生きる(意志の破綻と自己肯定―アルコール依存症からの回復を手がかりにして;「彼は私の言葉を語った」―セルフヘルプ・グループにおける「共感」の意味);第4章 私はなぜこの私なのか(神秘の喪失―シモーヌ・ヴェイユの科学論;人間の生の“ありえなさ”―シモーヌ・ヴェイユにおける「不幸」の概念)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7373-2   4-7917-7373-X
書誌番号 1113872577
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113872577

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