戦前日本企業は「死の影」といかに向き合ったか --
清水剛 /著   -- 中央経済社 -- 2021.5 -- 20cm -- 174p

資料詳細

タイトル 感染症と経営
副書名 戦前日本企業は「死の影」といかに向き合ったか
著者名等 清水剛 /著  
出版 中央経済社 2021.5
大きさ等 20cm 174p
分類 335.21
件名 経営-歴史 , 企業-日本-歴史-1868~1945 , 感染症-歴史
注記 文献あり
著者紹介 東京大学大学院総合文化研究科教授。1974年生まれ。1996年東京大学経済学部卒業、2000年同大学大学院経済学研究科修了、博士(経済学)。東京大学大学院総合文化研究科専任講師、同助教授、同准教授を経て現職。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 遠くで救急車のサイレンが鳴っている。コロナ危機の下、私たちは「死」を身近に感じるようになった。同じく「死」の影にあった戦前日本の企業経営を文芸作品なども使って振り返る。危機以降の企業経営のあり方に多くの示唆を与える楽しい経営史。
要旨 かつて、私たちの生活に「死」がより身近な社会があった。スペイン風邪や結核の脅威がすぐそばにあったのだ。『細雪』のような小説、『ゴンドラの唄』のような流行り歌にもそうした現実が刻み込まれている。本書では、そうした戦前日本社会において、人々―労働者・消費者・株主―がどのように行動したのか、それに対して企業がどのように対応していったのかを振り返っている。「死の影」が生み出したともいえる東洋の魔女、百貨店、出版社による代理販売、生協、経営者と株主の対話などのムーブメント・行動変容から、コロナ後の経営のあり方を検討する。
目次 序章 「死」が身近にある社会;第1章 「死」と労務管理;第2章 労務管理の変化と「東洋の魔女」の誕生;第3章 「死の影」の下での消費者―三越・主婦の友・生協はなぜ誕生したのか;第4章 企業と株主の関係―短期志向にいかに対応するのか;第5章 「死の影」の下での企業;第6章 企業に閉じ込められないために;終章 「コロナ後」の経営
ISBN(13)、ISBN 978-4-502-37741-9   4-502-37741-4
書誌番号 1113874206
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113874206

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