道徳感情はなぜ人を誤らせるのか -- ハヤカワ文庫 NF --
管賀江留郎 /著   -- 早川書房 -- 2021.5 -- 16cm -- 686p

資料詳細

タイトル 冤罪と人類
副書名 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか
シリーズ名 ハヤカワ文庫 NF
著者名等 管賀江留郎 /著  
出版 早川書房 2021.5
大きさ等 16cm 686p
分類 368.6
件名 冤罪-日本
注記 「道徳感情はなぜ人を誤らせるのか」(洋泉社 2016年刊)の改題
注記 文献あり
内容紹介 戦後の静岡で続発した冤罪事件。その元凶が、“拷問王”紅林麻雄である。検事総長賞に輝いた名刑事はなぜ、証拠の捏造や自白の強要を繰り返したのか?事実を凝視することで昭和史=人類史を書き換え、人間本性を抉る。
要旨 18歳の少年が死刑判決を受けたのち逆転無罪となった“二俣事件”をはじめ、戦後の静岡で続発した冤罪事件。その元凶が、“拷問王”紅林麻雄である。検事総長賞に輝いた名刑事はなぜ、証拠の捏造や自白の強要を繰り返したのか?アダム・スミスからベイズ統計学、進化心理学まで走査し辿りついたのは、“道徳感情”の恐るべき逆説だった!事実を凝視することで昭和史=人類史を書き換え、人間本性を抉る怪著。
目次 序 捻転迷宮の入口;衝撃の書に導かれ未知への扉が開け放たれる;“拷問王”と呼ばれた怪物刑事の誕生とその実像;日本初のプロファイラーが“浜松事件”に挑戦する;錯誤の連続が解決した“浜松事件”の驚くべき真犯人;内務省と司法省の闘争が紅林刑事を英雄に祭り上げた;“浜松事件”の犯人から見た事件経過と犯人の父;天才分析官は何故“浜松事件”を解決できなかったのか;“二俣事件”など数々の冤罪を生んだ戦後警察の実態;清瀬一郎の憲法改正論と紅林警部補の意外な関係;古畑種基博士の正しい科学が冤罪を増幅させた;史上唯一の正しい訓練を受けた最高裁判事たち;山崎刑事の推理と人情、紅林警部の栄光と破滅;進化によって生まれた道徳感情が冤罪の根源だった;「死んでも残るアホーだからだ」山崎兵八の遺言
ISBN(13)、ISBN 978-4-15-050574-5   4-15-050574-8
書誌番号 1113874248
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113874248

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