標葉隆馬 /編   -- ナカニシヤ出版 -- 2021.3 -- 19cm -- 437p

資料詳細

タイトル 災禍をめぐる「記憶」と「語り」
著者名等 標葉隆馬 /編  
出版 ナカニシヤ出版 2021.3
大きさ等 19cm 437p
分類 369.31
件名 東日本大震災(2011) , 阪神・淡路大震災(1995)
著者紹介 1982年生まれ。京都大学農学部応用生命科学科卒業、京都大学大学院生命科学研究科博士課程修了(生命文化学分野)。博士(生命科学)。総合研究大学院大学先導科学研究科「科学と社会」分野・助教、成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科・准教授などを経て、現在、大阪大学社会技術共創研究センター・准教授。専攻は、科学社会学・科学技術社会論・科学技術政策論。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「語られること」と「語られないこと」の間 標葉隆馬著. 阪神・淡路大震災の「記憶」を伝える 渥美公秀著. 3がつ11にちをわすれないために 甲斐賢治著. 災禍のパブリック・ヒストリーの災禍 菅豊著. 被害と加害のあいだ 八木絵香著. 私記・宮城での歴史資料保全活動二〇年 佐藤大介著. 津波で失われた浜の古絵図から紡ぎ出された記憶 俵木悟著. 災禍と「日常の記録」 及川祥平著. 被災地で無形民俗文化財にカメラを向ける 遠藤協著. メディアは「災禍」をどう語ろうとするのか 桶田敦著. 災禍の語りを枠づけ、神話化するメディア作用 田中幹人著
内容紹介 「語られること」と「語られないこと」のあいだで、「語られるかも知れないこと」を紡ぎ出す公的な記録からこぼれ落ちていく、災禍をめぐる経験や感情、思考。それらを社会にとどめ、記憶を継承していくにはどうすればいいのか。
要旨 公的な記録からこぼれ落ちていく、災禍をめぐる経験や感情、思考。それらを社会にとどめ、記憶を継承していくにはどうすればいいのか。
目次 「語られること」と「語られないこと」の間;阪神・淡路大震災の「記憶」を伝える;3がつ11にちをわすれないために―コミュニティ・アーカイブの取り組み;災禍のパブリック・ヒストリーの災禍―東日本大震災・原子力災害伝承館の「語りの制限」事件から考える「共有された権限(shared authority)」;被害と加害のあいだ―対話の可能性と記憶の共創;私記・宮城での歴史資料保全活動二〇年―古文書を通じた地域との交流、そこでの「3・11」から考えたこと;津波で失われた浜の古絵図から紡ぎ出された記憶;災禍と「日常の記録」―宮城県気仙沼市旧小泉村での調査から;被災地で無形民俗文化財にカメラを向ける―岩手県・映画『廻り神楽』の制作から;メディアは「災禍」をどう語ろうとするのか―災害報道のこれまで;災禍の語りを枠づけ、神話化するメディア作用―「放射能汚染地図」と「フクシマ50」の事例から
ISBN(13)、ISBN 978-4-7795-1578-1   4-7795-1578-5
書誌番号 1113874656

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