古代王朝の謎を解く -- ちくま新書 --
武澤秀一 /著   -- 筑摩書房 -- 2021.5 -- 18cm -- 298p

資料詳細

タイトル 持統天皇と男系継承の起源
副書名 古代王朝の謎を解く
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 武澤秀一 /著  
出版 筑摩書房 2021.5
大きさ等 18cm 298p
分類 323.151
件名 皇位継承-歴史-古代
注記 文献あり
著者紹介 1947年、群馬県前橋市生まれ。東京大学工学部建築学科、同大学院建築学専攻。建築家、著述家。博士(工学)。東京大学、法政大学などで講師を歴任。主著に『法隆寺の謎を解く』(ちくま新書)、『伊勢神宮と天皇の謎』(文春新書)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 古代の大王・天皇には男性と女性、男系と女系が入り混じっていた。それが男系ばかりになったのはなぜか?そして、いつ、誰が、どのように?男系継承は平城京遷都に仕組まれていた。神話、大嘗祭、王宮や王都、終末期天皇陵から古代王朝の謎を解き明かす。
要旨 古代の大王・天皇には男性と女性、男系と女系が入りまじっていた。それが男系ばかりになったのは、なぜか?そして、いつ、誰が、どのように?本書がまず注目するのは、天孫降臨神話とともに成立した持統「双系」王朝である。始祖となった女性天皇は代替りをタテの血脈でおこなう天皇制システムを創出し、皇祖神を祭る伊勢神宮に永遠の更新システムを埋め込んだ。しかし持統没後、双系継承は覆る。男系継承は藤原不比等が主導した平城京遷都に仕組まれていたのだ。神話、大嘗祭、王宮や王都、終末期天皇陵から古代王朝の謎を解き明かす。
目次 プロローグ―アマテラスと「男系」の溝;第1章 女性を始祖とする王朝への五つの視点;第2章 神話と結びつく“持統王朝”;第3章 天皇制の礎―恒久の都と更新の思想をつくる;幕間 世襲王権はいつから、そしてどのように?;第4章 平城京遷都は「男系」継承への道;第5章 「男系」継承の樹立と“持統王朝”の終わり;エピローグ―「黒作懸佩刀」の話はどこまでほんとうなのか?
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-07398-3   4-480-07398-1
書誌番号 1113875266
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113875266

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