菅野昭正 /著   -- 未來社 -- 2021.4 -- 22cm -- 358p

資料詳細

タイトル 小説と映画の世紀
著者名等 菅野昭正 /著  
出版 未來社 2021.4
大きさ等 22cm 358p
分類 902.3
件名 小説-歴史-20世紀 , 映画-歴史-20世紀
著者紹介 1930年、横浜市生まれ。東京大学名誉教授。フランス文学専攻、文芸評論家。日本芸術院会員。現在、世田谷文学館館長。著書に『詩学創造』(平凡社ライブラリー、1984年、芸術選奨文部大臣賞)など。訳書にジョナサン・リデル『慈しみの女神たち』(集英社、2011年、共訳、日本翻訳出版文化賞)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 文芸誌『すばる』連載を書籍化。20世紀の主要な小説作品の映画化の代表的なカップリングを12組えらび、それぞれの小説と映画のシーンをつぶさに比較対照して分析する。映画のシーンを髣髴とさせる懇切丁寧な説明で名作、名画を記憶から復元させる1冊。
要旨 小説と映画をつうじて20世紀という時代が後世のために綴った遺言。20世紀の名作+名画を批評的に解体・復元する快著。
目次 美神の魔に憑かれて―トーマス・マン『ヴェネツィアに死す』;知られざる裁き手を求めて―フランツ・カフカ『審判』;革命に敗れたひとびと―ボリス・パステルナーク『ドクトル・ジバゴ』;東は東、西は西―E.M.フォースター『インドへの道』;空虚と狂躁の果てに―ピエール・ドリュ・ラ・ロシェル『ゆらめく炎』;共和主義のために―アーネスト・ヘミングウェイ『誰がために鐘は鳴る』;メコン河を遠く離れて―マルグリット・デュラス『愛人』;不条理との遭遇―アルベール・カミュ『異邦人』;平和の功罪―グレアム・グリーン『第三の男』;国家管理と暴力の行方―アントニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ』;国家管理と暴力の行方―アントニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ』;永劫回帰と非回帰―ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』;時代を映す薔薇―ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』
ISBN(13)、ISBN 978-4-624-61044-9   4-624-61044-X
書誌番号 1113875626
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113875626

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