増補 -- ちくま学芸文庫 --
江原由美子 /著   -- 筑摩書房 -- 2021.5 -- 15cm -- 293p

資料詳細

タイトル 女性解放という思想
版情報 増補
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 江原由美子 /著  
出版 筑摩書房 2021.5
大きさ等 15cm 293p
分類 367.1
件名 女性問題
注記 初版:勁草書房 1985年刊
内容 内容:その後の女性たち. 女性解放論の現在. 「差別の論理」とその批判. リブ運動の軌跡. ウーマンリブとは何だったのか. からかいの政治学. おしん. 孤独な「舞台」
内容紹介 「女性解放」を論じることはなぜ難しいのか。あるべき解放論を示すのではなく、かつて女性解放の運動と理論が直面した対立や批判、矛盾やその破綻を描き、困難の数々を明かす論考集。今日までの女性解放の状況を俯瞰する1章を加えた増補版。
要旨 「女性解放」を論じることはなぜ難しいのか。あるべき解放論を示すのではなく、かつて女性解放の運動と理論が直面した対立や批判、矛盾やその破綻を描くことで、今なお残る困難の数々を深く鋭く明かす論考集。1部には、イデオロギーに根ざす80年代女性解放論への批判と、「性差があるから差別ではない」とする言説の本質的な不当性を喝破した論考を収録。2部では、ウーマンリブ運動の思想史的位置付けと再評価を行い、3部では、フェミニズム運動への「からかい」が、非難や攻撃にもまさる抑圧的効果をもったことを明かした「からかいの政治学」など、メディアにおける女性表象の問題を追求した。今日までの状況を俯瞰する1章を加えた増補版。
目次 増補 その後の女性たち―一九八五‐二〇二〇年(バブル・バブル崩壊・格差拡大の時代へ;一九八五年から二〇二〇年まで、社会はどう変わったか?;「より選択が困難」な時代へ;「女性解放論の現在」;「『差別の論理』とその批判―『差異』は『差別』の根拠ではない」;「リブ運動の軌跡」「ウーマンリブとは何だったのか」;「からかいの政治学」;「『おしん』」「孤独な『舞台』―現代女性とインテリア」);1(女性解放論の現在;「差別の論理」とその批判―「差異」は「差別」の根拠ではない);2(リブ運動の軌跡;ウーマンリブとは何だったのか);3(からかいの政治学;「おしん」;孤独な「舞台」―現代女性とインテリア)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-51042-6   4-480-51042-7
書誌番号 1113876117
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113876117

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