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【図書】 南島に輝く女王三輪ヒデ

国のない女の一代記 --
倉沢愛子 ／著   -- 岩波書店 -- ２０２１．５ -- ２０ｃｍ -- ２３４，３ｐ

資料詳細

タイトル 南島に輝く女王三輪ヒデ
副書名 国のない女の一代記
著者名等 倉沢愛子 ／著  
出版 岩波書店 ２０２１．５
大きさ等 ２０ｃｍ ２３４，３ｐ
分類 289.1
件名 グラーヴェ（家）
個人件名 三輪　ヒデ
注記 文献あり　年譜あり
著者紹介 １９４６年生まれ。１９７０年東京大学教養学部卒業。１９７９年同大学博士課程を単位取得退学、２０１２年博士号取得。また、１９８８年コーネル大学でＰｈ．Ｄ．取得。摂南大学教授、名古屋大学大学院教授、慶應義塾大学教授を歴任。現在、慶應義塾大学名誉教授。専攻はインドネシア現代史。この間、頻繁にジャワの農村等でフィールドワークを実施。『日本占領下のジャワ農村の変容』（草思社、サントリー学芸賞受賞）など著書多数。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
内容紹介 明治に函館で生まれ、帝政ロシアの貴族と結婚し、オランダ領東インドで農園を切り拓いた一人の日本女性。「南島に輝く女王」三輪ヒデは、近現代史の荒波に揉まれながら逞しく生き抜いた。インドネシア史研究者が、歴史に埋もれたヒデの歩みを描き出す。
要旨 元松前藩士の娘として明治に函館で生まれ、帝政ロシアの貴族ニコライ・グラーヴェと結婚し、オランダ領東インドで農園を切り開いた一人の日本女性。当時の新聞に「南島に輝く女王」と称された三輪ヒデは、日本の蘭印侵略、敗戦、インドネシアの独立とナショナリズムの高まりなど、近現代史の荒波に揉まれながらも、逞しく生き抜いた。日本、インドネシア、オランダ、アメリカ―。いくつもの国境を軽々と越え、最後にインドネシアに骨をうずめたヒデ。その華麗なる足跡をたどる。
目次 １　南島に輝く女王（国際都市函館に芽生えたロマン―ニコライ・グラーヴェとの出逢い；南島に輝く女王；日本軍がやってきた！）；２　異邦人になったグラーヴェ家の人びと（革命の嵐のなかで；新生インドネシアの異邦人
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024183-0　　 4-00-024183-4
書誌番号 1113877440

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