歴史論集 2 -- 岩波現代文庫 -- 学術
成田龍一 /著   -- 岩波書店 -- 2021.5 -- 15cm -- 413p

資料詳細

タイトル 〈戦後知〉を歴史化する
副書名 歴史論集 2
シリーズ名 岩波現代文庫 学術
著者名等 成田龍一 /著  
出版 岩波書店 2021.5
大きさ等 15cm 413p
分類 210.01
件名 歴史学-日本-歴史-1945~
著者紹介 1951年生まれ。日本女子大学名誉教授。近現代日本史。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。著書に『近現代日本史との対話〈幕末・維新-戦前編〉』(集英社新書)他多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 敗戦から現在に至る思考の総体を“戦後知”として把握しようとする企てに、歴史学はいかに関わりうるのか。松本清張、井上ひさし、大江健三郎らの作品から、加藤周一、山口昌男、見田宗介らの思索まで、同時代の想像力を尖鋭に表現する文学や思想の読解を通じて、歴史学を専門知の閉域から解き放つ試み。現代文庫オリジナル編集。
目次 問題の入口 なぜ“戦後知”を問うのか(“戦後知”のありか;「戦後七〇年」のなかの戦後日本思想);1 「戦後文学」の歴史意識―歴史学からの対峙(大佛次郎の明治維新像―半世紀後に読む『天皇の世紀』;司馬遼太郎と松本清張;松本清張の「大日本帝国」―文学者の想像力と歴史家の構想力;「歴史と文学」)の来歴;2 「戦後知識人」から「現代知識人」へ(「戦後知識人」としての加藤周一;大江健三郎・方法としての「記憶」―一九六五年前後;井上ひさしの「戦後」―出発点、あるいは原点への遡行;「東京裁判三部作」の井上ひさし;辻井喬のしごと―日中友好の井戸を掘る);3 「現代思想」への“転回”を歴史化する(山口昌男の一九七〇年前後―「歴史学的思考」への挑発;見田宗介をめぐってのこと二つ、三つ;山之内靖と「総力戦体制」論;「日本文化」の文化論と文化史―日本研究の推移)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-600433-0   4-00-600433-8
書誌番号 1113877794

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