「視点」をめぐって -- 未発選書 --
出原健一 /著   -- ひつじ書房 -- 2021.3 -- 20cm -- 249p

資料詳細

タイトル マンガ学からの言語研究
副書名 「視点」をめぐって
シリーズ名 未発選書
著者名等 出原健一 /著  
出版 ひつじ書房 2021.3
大きさ等 20cm 249p
分類 801.04
件名 認知言語学 , 漫画
注記 欧文タイトル:Reconsidering “Perspectives” in Language from the Perspective of Manga Studies
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1970年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士前期課程修了。修士(文学)。1995年信州大学人文学部助手、1998年滋賀大学経済学部講師、助教授・准教授を経て2017年より同教授。専門は認知言語学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 認知言語学では主観的な視点と客観的な視点が主に議論されるが、マンガにはさらに多様な「視点」が存在する。マンガ学の視点概念を用いて、日本語のルビと英語の自由間接話法を中心に分析し、言語研究全般に援用できるよう新たな視点理論の提案を試みる。
要旨 言語学とマンガ学。一見、関連性が無いように見えるが、実はどちらも「視点」がキーワードとなっている。描かれたものを「どこから見ているのか」、「何が見えているのか」、マンガは、言葉だけで構成される小説よりも文字通り「一目瞭然」であるため、細やかな視点の分析が可能となる。マンガ学の理論を援用して言語分析を行う、その可能性を探るのが本書の目的である。
目次 第1章 言語学とマンガ学の接点を求めて―本書の目的;第2章 認知言語学は視点をどう取り扱ってきたか;第3章 マンガ学における視点論;第4章 マンガ学の視点論と言語学の視点論の融合;第5章 ルビと視点―マンガやライトノベルに見られる拡張的ルビ;第6章 話法と視点―自由間接話法と二重の視点;終章 今後の視点論の展望
ISBN(13)、ISBN 978-4-8234-1048-2   4-8234-1048-3
書誌番号 1113878179
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113878179

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