家族、女性、性、黒人問題から読み解く --
吉岡葉子 /著   -- 開文社出版 -- 2021.3 -- 20cm -- 393p

資料詳細

タイトル ジョイス・キャロル・オーツのアメリカ
副書名 家族、女性、性、黒人問題から読み解く
著者名等 吉岡葉子 /著  
出版 開文社出版 2021.3
大きさ等 20cm 393p
分類 930.278
個人件名 オーツ,ジョイス・カロル
注記 文献あり 著作目録あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1950年 徳島県生まれ。1975年 同志社大学大学院修士課程修了。現在 高知大学非常勤講師。著書に『南部女性作家論――ウェルティとマッカラーズ』(旺史社、1999)。訳書にジョイス・キャロル・オーツ『作家の信念――人生、仕事、芸術』(開文社出版、2008年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「アメリカの作家」を自認するジョイス・キャロル・オーツの神髄は、社会的経済的弱者である個人がその窮状を生き延び、自己回復にたどり着くまでの過程を描き切ることにある。2000年までに書かれた作品をテーマに沿って読む1冊。
目次 『堕落に打ち震えて』―オーツ文学の萌芽;『北門の傍らで』「大洪水の中で」―現代の蛮地としての「エデン郡」/大恐慌後の家族崩壊;『悦楽の園』「田園の血」「私はいかにしてデトロイト矯正院から世の中を考え再出発したか」―女主人公たちのアメリカの物質崇拝への欲望と拒絶の視点から;『かれら』―デトロイト暴動を背景にした「生き残り」の三形態;『マーヤ―ある人生』―自伝的作品として読む;『これだけは覚えていてほしい』―一九五〇年代のアメリカの家族像;『密会』―一九八〇年代後半のアメリカの家族再考を反映した、新たな家族像と人間群像;『苦いから、私の心臓だからこそ』―白人と黒人の「魂の友」を希求して;『扉を閉ざして』―アイリスの修正としてのキャラ/「魂の友」の成就;『ブラックウォーター』―アメリカの女性神話の悲劇;『生きる意味』―アイルランド系アメリカ人の生き方、ペルソナからパーソナリティへ;公民権運動と南部女性文学―人種と性のせめぎあい
ISBN(13)、ISBN 978-4-87571-886-4   4-87571-886-1
書誌番号 1113879658
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113879658

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