幻冬舎新書 --
正高信男 /著   -- 幻冬舎 -- 2021.5 -- 18cm -- 190p

資料詳細

タイトル 自粛するサル、しないサル
シリーズ名 幻冬舎新書
著者名等 正高信男 /著  
出版 幻冬舎 2021.5
大きさ等 18cm 190p
分類 361.4
件名 社会心理学 , 新型コロナウイルス感染症
注記 文献あり
著者紹介 1954年、大阪府生まれ。霊長類学者(サル学者)・発達心理学者、評論家。大阪大学人間科学部行動学専攻卒、同大学大学院人間科学研究科博士課程修了。京都大学霊長類研究所教授を2020年に退職。『ケータイを持ったサル』(中公新書)など著書多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 新型コロナ危機では、人々の間で「自粛派」と「反自粛派」の対立が起きた。なぜ「自粛する、しない」の相違は生まれるのか。「永遠の敵」のようにも見える両者は、果たしてわかり合えるのか。サル学者によるコロナ文化論。
要旨 新型コロナ危機では、人々の間で「自粛派」と「反自粛派」の対立が起きた。サル学の見地によれば、自粛派は生物の本能として感染症を怖がる「サル的」で、反自粛派は理屈で恐怖感を抑制できる「ヒト的」。「ヒト的」のほうが進化形だが、「サル的」のほうが命を守るうえでは合理的ともいえる。この対立は、中世ペストのときも江戸時代の感染症危機でも繰り返されてきた。なぜ「自粛する、しない」の相違は生まれるのか。「永遠の敵」のようにも見える両者は、果たしてわかり合えるのか。サル学者によるコロナ文化論。
目次 第1章 新型コロナへの「恐怖」はヘビへの「嫌悪」と同じ;第2章 ヒトもサルも危機では保守的になる;第3章 自粛派は情動、反自粛派は理屈;第4章 なぜ、コロナハラスメントは起きるのか;第5章 「Go Toトラベル」キャンペーンはどうして嫌われるのか;第6章 なぜ、第3波の際には自粛は緩んだのか;第7章 自粛への同調圧力は存在するのか;第8章 自粛思想のバイブルとしての『徒然草』;第9章 どうして日本ではロックダウンができないのか;終章 自粛派と反自粛派のジレンマ
ISBN(13)、ISBN 978-4-344-98624-4   4-344-98624-5
書誌番号 1113879965
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113879965

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