ライバルの見えない世界で -- 新・動物記 --
竹内剛 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2021.6 -- 19cm -- 243p

資料詳細

タイトル 武器を持たないチョウの戦い方
副書名 ライバルの見えない世界で
シリーズ名 新・動物記
著者名等 竹内剛 /著  
出版 京都大学学術出版会 2021.6
大きさ等 19cm 243p
分類 486.8
件名
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1999年、京都大学理学部卒業、大学院に進学して、動物の行動を研究する。2006年京都大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)。現在は大阪府立大学大学院生命環境科学研究科研究員。2020年、論文「チョウの配偶競争に関する理論的研究」で第11回日本動物行動学会賞を受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 チョウが相手の周りを飛び回る卍巴飛翔は、縄張り争いの一種と説明される。鋭い牙も爪も持たないチョウがただ飛び回ることが、なぜ「闘争」になるのだろうか。たどり着いたのはチョウにはライバル認識がないために縄張り争いが成り立つという結論だった。
要旨 チョウが互いに相手の周りを飛び回る卍巴飛翔は、縄張り争いの一種と説明される。しかし鋭い牙も爪も持たないチョウがただ飛び回ることが、なぜ「闘争」になるのだろうか。試行錯誤の末に著者がたどり着いたのは、チョウにはライバルという認識がないために縄張り争いが成り立つという“常識外れ”な結論だった。第11回日本動物行動学会賞受賞研究。
目次 1章 ギフチョウはなぜ山頂に集まるのか(春の女神を追いかけた日々;ギフチョウの配偶行動の研究 ほか);2章 相手を攻撃しない闘争で優位になるには(森の蝶・ゼフィルス;ウラジロミドリシジミの探雌飛翔 ほか);3章 二つの配偶戦略を使い分ける?(夏の虫;配偶縄張りと探雌飛翔 ほか);4章 チョウの縄張り争いは求愛行動?(自然選択説と動物の闘争;持久戦モデルへの疑問 ほか);5章 チョウにとって同性とは何か(キアゲハの性識別;汎求愛説は崩れるか ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0337-2   4-8140-0337-4
書誌番号 1113880104

所蔵

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