戦後教育思想史研究のために --
佐藤広美 /著   -- 大月書店 -- 2021.5 -- 22cm -- 241p

資料詳細

タイトル 戦後教育学と戦争体験
副書名 戦後教育思想史研究のために
著者名等 佐藤広美 /著  
出版 大月書店 2021.5
大きさ等 22cm 241p
分類 371.21
件名 教育学-日本-歴史-1945~
著者紹介 東京家政学院大学教授(日本近現代教育思想史)、教育科学研究会委員長、日本植民地教育史研究会代表。著書に『災禍に向きあう教育』(新日本出版社、2019年)、『「誇示」する教科書』(新日本出版社、2019年)、『植民地支配と教育学』(皓星社、2018年)、『総力戦体制と教育科学』(大月書店、1997年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:戦後教育学と戦争体験の思想化. 教育科学研究会はなぜ再建されたのか. 再建時、教育科学研究会は平和をどのように論じたのか. 戦後教育学における「倫理的な問い」. 子ども把握と教育実践の全体構造. 教育学はなぜ戦争責任を問わなければならないのか. 五十嵐顕の戦争反省とユーモア. 「葉書」三〇枚. 若者を戦場に送り出す教育は、何度でも問題にする. 戦後教育学における「交換の原理」と「敗戦」の問題. 戦後教育学における「馴化」と「敗戦」問題. 戦争と責任と判断と. 教育基本法の精神と南原繁. ヒロシマの体験と教育基本法の理念. 教育基本法「改正」と向きあう. 教育基本法「改正」と立憲主義. 災禍に向きあう教育の思想
内容紹介 敗戦後、教育科学研究会(教科研)を再建した教育学者たちは、自らの戦争体験と教育学界の戦争協力の過去をどのように思想化したのか。中心となった勝田守一、宗像誠也、山住正己らの思想を検証し平和への教育学として継承する。
目次 戦後教育学と戦争体験の思想化;第1部 教育科学研究会の再建と戦後教育学―勝田守一の教育学を中心に(教育科学研究会はなぜ再建されたのか―「教育の良心」を問いながら;再建時、教育科学研究会は平和をどのように論じたのか―上原專祿と勝田守一を中心に;戦後教育学における「倫理的な問い」―一九五〇年代の『教育』と勝田守一;子ども把握と教育実践の全体構造―一九七〇年代における「教育的価値論」の深まり);第2部 戦争体験への問いと戦後教育学の形成(教育学はなぜ戦争責任を問わなければならないのか―五十嵐顕の教育学を検討する;五十嵐顕の戦争反省とユーモア;「葉書」三〇枚―五十嵐顕先生を悼む;若者を戦場に送り出す教育は、何度でも問題にする―山住正己の教育学に学ぶ;戦後教育学における「交換の原理」と「敗戦」の問題―宗像誠也と長田新を中心に;戦後教育学における「馴化」と「敗戦」問題―堀尾輝久の場合;戦争と責任と判断と―戦時下の宮原誠一を問いながら);第3部 教育基本法「改正」問題と戦後教育学(教育基本法の精神と南原繁;ヒロシマの体験と教育基本法の理念;教育基本法「改正」と向きあう―その意図と対抗の立脚点;教育基本法「改正」と立憲主義);災禍に向きあう教育の思想―勝田守一と石牟礼道子を手がかりに
ISBN(13)、ISBN 978-4-272-41260-0   4-272-41260-4
書誌番号 1113881397
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113881397

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