ヒマーラヤ東部タワンにおけるチベット医学、憑依、妖術の民族誌 --
長岡慶 /著   -- 春風社 -- 2021.3 -- 20cm -- 399,15p

資料詳細

タイトル 病いと薬のコスモロジー
副書名 ヒマーラヤ東部タワンにおけるチベット医学、憑依、妖術の民族誌
著者名等 長岡慶 /著  
出版 春風社 2021.3
大きさ等 20cm 399,15p
分類 498
件名 医療人類学 , 医療-インド(北部) , 民間療法-インド(北部)
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 日本学術振興会特別研究員(CPD、関西大学)。専門は医療人類学、環境人類学、南アジア研究。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 伝統治療者、薬師、僧、村人、薬草、制度、神霊、インフラ。ヒマーラヤ東部のタワンの人々が経験する体の節々の痛み、胃炎、毒盛りや神霊による祟りといった病いと不確かで複数的な身体を、気鋭の人類学者がフィールドワークをもとに丹念に描く。
要旨 二〇世紀後半からチベット医学は、専門資格化や薬の大量生産といった制度化が進んだが、そこでの医療実践は「伝統/近代」や「制度的医療/土着医療」のように断片化しているのではなく、それぞれの実践が部分的に重なり合い、医療・身体・環境が複雑に絡まり合っている。伝統治療者、薬師、僧、村人、薬草、制度、神霊、インフラ。様々な人とモノが協働するなか、ヒマーラヤ東部のタワンの人々が経験する体の節々の痛み、胃炎、毒盛りや神霊による祟りといった病いと、そこであらわれている不確かで複数的な身体を、気鋭の人類学者がフィールドワークをもとに丹念に描く。
目次 第1部 チベット医学の開発(チベット医学の制度化とアムチ;チベット薬の標準化とタワンの人々);第2部 ナツァの病いとチベット医学の実践(タワンの暮らしとナツァの治療;チベット医学の診療実践);第3部 神霊と妖術における病いと薬(神霊ルーによる病いと開発;憑依と宗教薬;毒盛りの妖術と民間薬)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86110-710-8   4-86110-710-5
書誌番号 1113882352
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113882352

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