フイ・ドゥック /著, 中野亜里 /訳   -- めこん -- 2021.5 -- 22cm -- 599p

資料詳細

タイトル ベトナム:ドイモイと権力
著者名等 フイ・ドゥック /著, 中野亜里 /訳  
出版 めこん 2021.5
大きさ等 22cm 599p
分類 223.107
件名 ベトナム-歴史-20世紀
注記 原タイトル:Ben Th〓ng Cu〓c
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 【フイ・ドゥック】1962年ベトナム中北部のハーティン省に生まれる。本名はTruong Huy San。1979年3月ベトナム人民軍入隊。1980~1983年化学防護士官学校で学ぶ。1984~1988年軍の専門家としてカンボジアで勤務。2012~2013年奨学金を受けハーバード大学で政策分析研究。2013年に帰国後はホーチミン市でフリーランスのジャーナリストとして活動。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日本ではほとんど報道されていないドイモイ(刷新政策)の現実とホー・チ・ミン以降の権力者たちの闘争について、詳細につづられた1冊。ベトナム現代史総括『ベトナム:勝利の裏側』の続編であり、同書と並ぶベトナム現代史の基本書。
要旨 ホー・チ・ミン主席は、独立宣言の直後に、「たとえ国家が独立しても、民が幸福で自由でなければ、独立にも何ら意味はない」と記している。ホー・チ・ミンの視野の広さを否定することはできない。主席がこの声明を出した時には、人類はまだインターネットを持たず、世界はまだグローバル化の時代を迎えていなかった。多くの国の人々にとって、民族独立は限りなく神聖なものだった。そのホー・チ・ミン主席が設立し、指導したベトナム共産党の政策形成の基盤が、イデオロギーではなく人民の自由と幸福だったならば、人々はプロレタリア独裁も、土地改革も、資本家階級の改造も、『ニャンヴァン・ザイファム』への弾圧も経験することはなく、民族や家族の中の無数の衝突を見ることもなかっただろう。
目次 第1部 グエン・ヴァン・リンの足跡(束縛からの解放;多元化を求めて;リンとキェットの隔たり;ヴォー・グエン・ザップ将軍);第2部 3人の指導者(市場経済;三権分立を認めず;三人分権;第8回党大会;レ・カー・フィオウと3人の顧問;社会主義志向;次世代の指導部;戦闘と交渉)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8396-0324-3   4-8396-0324-3
書誌番号 1113883352
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113883352

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