隠蔽された「一億総特攻」 -- 朝日選書 --
斉藤利彦 /著   -- 朝日新聞出版 -- 2021.6 -- 19cm -- 244p

資料詳細

タイトル 国民義勇戦闘隊と学徒隊
副書名 隠蔽された「一億総特攻」
シリーズ名 朝日選書
著者名等 斉藤利彦 /著  
出版 朝日新聞出版 2021.6
大きさ等 19cm 244p
分類 210.75
件名 太平洋戦争(1941~1945) , 国家総動員
注記 年表あり
著者紹介 1953年福島県生まれ。学習院大学文学部教育学科教授。博士(教育学)。東京大学法学部卒業、同大学院教育学研究科博士課程修了。学習院大学助教授などを経て、94年より現職。専門は日本近代教育史、青年の自己形成史。著書に『「誉れの子」と戦争』(中央公論新社)、『学校文化の史的研究』(編著、東京大学出版会)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「国民義勇戦闘隊」の動員計画をまとめた新資料が近年、各地で発見された。長く眠っていた資料から浮かび上がってきたのは「皇国護持」の下に国民総動員の戦闘が寸前まで迫っていた事実。戦後70年を経て明らかになる「国民皆兵」「一億総特攻」の中身とは。
要旨 敗戦間際の1945年―本土決戦に備えて組織された「国民義勇戦闘隊」の動員が実行されようとしていた。その具体的な計画などをまとめた新資料が近年、日本各地で発見された。国民義勇戦闘隊とは、女性や少年を含めた一般国民を戦闘員とする部隊。男性は15歳から60歳、女性は17歳から40歳までを対象とし、兵役を課した。全国で準備が進められ、本土決戦の際には兵士とともに武器を持って戦闘に加わることが義務づけられていた。国民義勇戦闘隊に関連する資料は、終戦後すぐに焼却命令が出され、組織的に隠蔽されたはずだった。長く眠っていた資料から浮かび上がってきたのは、「皇国護持」の名の下に国民総動員の戦闘が寸前まで迫っていた事実。竹ヤリ・手榴弾投擲・毒ガス訓練・肉弾攻撃・挺身斬込…戦後70年以上経て明らかになる「国民皆兵」「一億総特攻」の中身とは。その実像に迫った。
目次 第1章 「本土決戦」と国民義勇隊の創設;第2章 「一億総特攻」への準備;第3章 各地における国民義勇隊の結成と動員;第4章 老若男女に課せられた兵役;第5章 国民義勇戦闘隊の戦闘方法と『国民抗戦必携』;第6章 学徒義勇隊と戦闘訓練;第7章 国民義勇戦闘隊の戦死者
ISBN(13)、ISBN 978-4-02-263108-4   4-02-263108-2
書誌番号 1113883354

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 210.75 一般書 利用可 - 2070859699 iLisvirtual
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金沢 公開 Map 210.7 一般書 利用可 - 2071308467 iLisvirtual
港北 公開 Map 210.7 一般書 利用可 - 2070952028 iLisvirtual