ユダヤ・キリスト教の穢れと救い -- ちくま新書 --
竹下節子 /著   -- 筑摩書房 -- 2021.6 -- 18cm -- 238p

資料詳細

タイトル 疫病の精神史
副書名 ユダヤ・キリスト教の穢れと救い
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 竹下節子 /著  
出版 筑摩書房 2021.6
大きさ等 18cm 238p
分類 190
件名 ユダヤ教とキリスト教 , 感染症-歴史 , 宗教と医学
注記 文献あり
著者紹介 比較文化史家・バロック音楽奏者。東京大学大学院比較文学比較文化修士課程修了。同博士課程、パリ大学比較文学博士課程を経て、高等研究所でカトリック史、エゾテリスム史を修める。フランス在住。著書に『ヨーロッパの死者の書』『キリスト教の真実』『女のキリスト教史』(以上、ちくま新書)、『ジャンヌ・ダルク』(講談社学術文庫)、『ローマ法王』(角川ソフィア文庫)他多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 近代の衛生観念を先取りしたユダヤ教に対し、キリスト教は病者に寄り添い「救い」を説いた。古代から現代、ペストからコロナまで、疫病と対峙した人類の歴史を描き、精神の変遷を追う。
要旨 ペスト、赤痢、コレラ、スペイン風邪、新型コロナ―、古代から現代まで、人類は疫病とどのように向き合ってきたのか。律法により衛生管理を徹底し「穢れ」を排除したユダヤ教と、病者に寄り添い「魂の救い」の必要性を説いたキリスト教。二つの価値観が対立しつつ融合し、やがて西欧近代という大きな流れへと発展してゆく。聖書に描かれた病者たち、中世の聖者や王が施す治療、神なき現代社会で「健康」を消費する現代医学。疫病に翻弄される世界の歴史を描き、精神の変遷を追う。
目次 はじめに―いま、宗教の役割とは何か;序章 新型コロナとキリスト教;第1章 疫病は聖書でどう描かれたか;第2章 キリスト教と医療の伝統;第3章 疫病と戦う聖人たち;第4章 イエスは手を洗ったのか―「清め」と衛生観念;第5章 疫病に翻弄された西洋―ペスト・赤痢・コレラ・スペイン風邪;終章 医学か宗教か;おわりに―思考停止に陥らないために
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-07406-5   4-480-07406-6
書誌番号 1113883607
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113883607

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