古代ギリシア・ローマ研究ナビ --
葛西康徳 /編, ヴァネッサ・カッツァート /編   -- 知泉書館 -- 2021.3 -- 23cm -- 570p

資料詳細

タイトル 古典の挑戦
副書名 古代ギリシア・ローマ研究ナビ
著者名等 葛西康徳 /編, ヴァネッサ・カッツァート /編  
出版 知泉書館 2021.3
大きさ等 23cm 570p
分類 991
件名 ギリシア文学 , ラテン文学 , 古典研究
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【葛西康徳】1955年生まれ。Ph.D.東京大学文学部教授。主要業績にフランソワ・アルトーグ『新装版オデュッセウスの記憶』(共訳)東海教育研究所、2021、『デモステネス弁論集5』(共訳)京都大学学術出版会、2019など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:ギリシアは東からやって来た? クリストファー・メットカルフ著 吉川斉訳. ホメロスを読むことのむずかしさ ベルナルド・バッレステロス著 嵐谷勇希訳. 踊る合唱隊 末吉未来著. 「悲劇」は悲しい劇なのか? グンター・マーティン著 末吉未来訳. 喜劇を真面目に読む アデル・C・スカフーロ著 末吉未来訳. アウグストゥスと詩人たち 日向太郎著. 古典ができるまで パトリック・フィングラス著 末吉未来訳. 蘇るパピルス エンリコ・エマヌエレ・プロディ著 千葉槙太郎訳. 壺絵は語る フランソワ・リッサラーグ著 野津寛訳. 神話の紡がれかた クレシミール・ヴコヴィッチ著 友井太郎訳. ギリシアを翻訳する ドメニコ・ジョルダーニ著 岡野航星訳. 古代演劇を日本で研究する マクシム・ピエール著 野津寛訳. 「イソップ」の渡来と帰化 吉川斉著. 哲学がうまれる 納富信留著. よく語ること 吉田俊一郎著. 歴史を創ること オズウィン・マリー著 水島顯介訳. ギリシア人の法と裁判 葛西康徳著 ゲーアハルト・チュール著 葛西康徳訳. ローマ人の法と法律家 アーネスト・メッツガー著 葛西康徳訳. ギリシア教 ロバート・パーカー著 葛西康徳訳. 妥協するギリシア人 葛西康徳著. 結びに代えて-21世紀の古代ギリシア・ローマ ティム・ウィットマーシュ著 末吉未来訳
内容紹介 21世紀の今、古代ギリシア・ローマを学ぶ意義とは何か。オックスフォード大学やケンブリッジ大学で古典学の教育を受け、国際的に第一線で活躍する研究者による、西洋古典学への招待。人文学の基礎である西洋古典学の森に導く1冊。
要旨 本書は、オックスフォード大学やケンブリッジ大学で古典学の教育を受け、国際的に第一線で活躍する研究者が、日本人の夏期短期留学生に向けて行う西洋古典学への招待である。古典の最前線の問題に、それぞれ独特の発想と語り口で斬り込み、聴衆を魅了する。第1部「記憶と再現」は、古代ギリシアが影響を受け、近年進展の目覚ましい近東文学を紹介した後、ホメロス、悲劇、喜劇、ラテン詩文など基本的テーマを丁寧に説明する。さらに現在注目される合唱隊の存在をも論じる。第2部「素材と受容」では、20世紀に急速に発展したパピルス研究や、壺絵、神話、文献学など最先端の業績を踏まえて解説し、また日本のギリシア古典劇およびイソップ寓話の受容を見ていく。第3部「思想と人間」は、哲学、弁論術、歴史、宗教、法などヘレニズム文化の中核的テーマを説明し、ギリシア人とは何かを論じる。ギリシア・ローマの法と裁判は、近代の政治・法制度を理解する上でも必須の教養である。内外の執筆陣による本書は、ますます高まる国際共同研究の成果としても有益な示唆を提供する。人文学の基礎である西洋古典学の森に学習者を導く最良の道案内。
目次 第1部 記憶と再現(ギリシアは東からやって来た?;ホメロスを読むことのむずかしさ;踊る合唱隊 ほか);第2部 素材と受容(古典ができるまで―テクスト批判;蘇るパピルス;壺絵は語る ほか);第3部 思想と人間(哲学がうまれる;よく語ること;歴史を創ること ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86285-336-3   4-86285-336-6
書誌番号 1113883632
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113883632

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