PHP新書 --
太田肇 /著   -- PHP研究所 -- 2021.6 -- 18cm -- 221p

資料詳細

タイトル 同調圧力の正体
シリーズ名 PHP新書
著者名等 太田肇 /著  
出版 PHP研究所 2021.6
大きさ等 18cm 221p
分類 361.4
件名 社会組織
著者紹介 同志社大学政策学部教授。1954年、兵庫県生まれ。神戸大学大学院経営学研究科修了。京都大学博士(経済学)。『「承認欲求」の呪縛』(新潮新書)をはじめ、著書多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 和の精神が呪縛に変わるとき、それは同調圧力となる。なぜ、日本の美徳は、見えない暴力へと変わるのか?同調圧力が発生する背景、メカニズムを読み解きながら、同調圧力の「功」と「罪」の歴史を振り返る。
要旨 和の心が呪縛に変わるとき、それは同調圧力となる―。なぜ、日本の美徳は見えない暴力へと変わり得るのか?私たちはその理由を明らかにしないまま、漠然と「生きづらさ」を受けいれてきた。しかしコロナ禍で同調圧力が注目されている今こそ、「空気」という曖昧な表現で片づけられてきたその正体に迫る絶好の機会だ。本書は、同調圧力が生まれるメカニズムを読み解きながら、同調圧力の「功」と「罪」の歴史を振り返る。さらに、SNSの進化で新たに出現した「ヨコ型同調圧力」を分析。そのうえで、同調圧力を防ぐ仕組みや対処法を解説する。息苦しい日々が、少しだけ楽になる1冊だ。
目次 序論 「事件」は共同体の中で起きる;第1章 なぜ日本社会はこれほど窮屈なのか(職場も学校も共同体に変質;同調圧力の背景にある三つの要因;加圧装置としての共同体型組織);第2章 圧力をエスカレートさせるもの(同調圧力の正体;自粛、謹慎ムードを強化するもの;ウチの常識はソトの非常識;それでも幸せだった昭和時代);第3章 パンドラの箱が開いた平成時代(イノベーションの足を引っぱる工業社会の残像;グローバル化、規制緩和の「意外な結果」;起きるべくして起きた「平成の不祥事」);第4章 コロナで露呈した日本の弱点(テレワークと日本型組織は水と油;自粛警察、SNS炎上にみる「大衆型同調圧力」;コロナ対策が後手に回る必然);第5章 同調圧力にどう立ち向かうか(同調圧力に対処する三つの戦略;構造改革戦略;適応戦略;共存戦略)
ISBN(13)、ISBN 978-4-569-84955-3   4-569-84955-5
書誌番号 1113885028

所蔵

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都筑 公開 Map 361.4 一般書 利用可 - 2070910023 iLisvirtual
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