言論の自由と通信品位法230条 --
ジェフ・コセフ /〔著〕, 小田嶋由美子 /訳, 長島光一 /監修   -- みすず書房 -- 2021.6 -- 20cm -- 399,29p

資料詳細

タイトル ネット企業はなぜ免責されるのか
副書名 言論の自由と通信品位法230条
著者名等 ジェフ・コセフ /〔著〕, 小田嶋由美子 /訳, 長島光一 /監修  
出版 みすず書房 2021.6
大きさ等 20cm 399,29p
分類 007.3
件名 インターネット-法令-アメリカ合衆国 , 言論の自由
注記 原タイトル:THE TWENTY-SIX WORDS THAT CREATED THE INTERNET
注記 索引あり
著者紹介 【ジェフ・コセフ】1978-。米国海軍士官学校サイバーセキュリティ法部門准教授。弁護士・元ジャーナリストであり、テクノロジー法や合衆国憲法修正第一条に精通する。著書に Cybersecurity Law(Wiley,2017)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 匿名の誹謗中傷、性的人身取引の窓口など、通信品位法230条は成立から20年以上にわたり、多くの被害者が生まれる場を提供する企業を守り、育ててきた。ネット社会の礎となった法の起草から転換点となった裁判、法解釈の変遷までを克明に描く歴史物語。
要旨 1996年に米国で成立した通信品位法230条は、起草段階では、匿名掲示板の主に性的な品位を欠いた投稿に対して、プロバイダー企業、プラットフォーム企業による自主規制を促すための法律だった。しかし、1997年にケネス・ゼラン対アメリカ・オンライン訴訟の判決が出ると、風向きが変わる。ユーザーの「言論の自由」を侵害しないために、企業側はむしろ投稿の監視を怠っているほうが責任を問われない、という判例ができてしまったのだ。匿名の誹謗中傷、性的人身取引の窓口、テロリストの募集…。通信品位法230条は成立から20年以上にわたり、多くの被害者が生まれる場を提供している企業を守り、育ててきた。ネット社会の礎となった法の起草から転換点となった裁判、法解釈の変遷までを克明に描く歴史物語。
目次 第1部 二三〇条の誕生(エレアザル・スミスの書店;プロディジーの例外;クリスとロンのランチ);第2部 二三〇条の興隆(ご注文はケンまで;ヒムラーの孫娘とベイジョー星の少女;フラワーチャイルドと一兆ドル産業;アメリカ例外主義);第3部 二三〇条のほころび(無法地帯?;二三〇条を突き崩せ);第4部 二三〇条の未来(サラ対ダーティー・アーミー;殺せ、殺せ、殺せ;モデレーションの動向;例外中の例外)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09006-9   4-622-09006-6
書誌番号 1113885386

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